日経11.08.17朝 ・・・グーグルはアンドロイドの無償提供によって日本や韓国、台湾などの端末メーカーを仲間にしてきたが、モトローラに新技術を優先提供すれば反発は免れない。・・・日本企業も無償供与されるアンドロイドに頼った端末を開発するだけでは、製造技術の優位を生かせなくなる。これからどこで優位性を発揮できるかが問われている。 ビビりすぎではないだろうか。社説でここまでビビらなくても・・・ まずGoogle CEOのラリー・ペイジは ブログ でこう言っている。 This acquisition will not change our commitment to run Android as an open platform. 次に、モトローラに対する新技術の優先供与もないと思う。ラリー・ペイジはこう言っている。 Motorola will remain a licensee of Android and Android will remain open. We will run Motorola as a separate business. そして、Googleという企業は新技術が出来上がったらすぐにでもみんなに使って欲しい!と思うようなGEEKな企業であることもその理由。Googleという企業は普通の企業ではない。 「DO NOT BE EVIL」をモットーとする企業だ ということを考慮すべきだろう。 そして、今回の最大の目的は、メーカーいじめではなく、むしろ特許関連の争いからAndroid陣営のメーカーを守るためであると思う。ラリー・ペイジはこう言っている。 Our acquisition of Motorola will increase competition by strengthening Google’s patent portfolio, which will enable us to better protect Android from anti-competitive threats from Microsoft, Apple and other companies. まったくビビる必要は無いと思う。ていうか、むしろ歓迎すべき話と思う。すでにHTCやSamsungが特許関連の争いに巻き込まれたけ...