糸井重里氏曰く「単に『被災地の品物』でなく、一流の品そろえビジネスを」確かに。ただ「開発」にこだわらず、「発掘」にも力を入れてみてはいかがでしょう?

日経12.03.11朝 単に「被災地の品物」でなく、一流の品そろえビジネスを コピーライター 糸井重里さん
・・・気仙沼に事務所を開いた・・・縁があったこの土地に、ノウハウと人を集める力を生かしビジネスを置いていきたい・・・手をかけたものは価値が高まる。一流のものを仕立てて、価値に見合った値段をつけて僕らのサイトで売っていきたい・・・『支援側もなめてるな』と思うが、もう『被災地の品物だから買って下さい』では絶対に市場に負ける。どんなに頑張っても、結局は一流をそろえないと。『支援だから』と質が問われないはずはない・・・フィッシャーマンズセーターです。それも1着10万円以上を目指している・・・「気仙沼の人に誇りを持ってこの仕事ができて『光栄です』と思ってもらえるようなことをしてほしい。そうなれば僕たちもうれしい」

確かに、今はある意味「ブーム」で、「被災地の品物」というだけで買ってくれる風潮があるのかもしれない。しかし、時が経つにつれてそのブームは必ず去る。「ブーム」というのは、宿命的に去るものだから。

糸井さんはそのことをハッキリと認識しておられるのだと思う。そのブームが去った後に生き残るためには、「一流品」、つまりホンモノを売っていくしかない。さすがはコピーライターならではの鋭敏な感覚だと思う。

そのためには、新しい商品開発も必要だと思う。しかし、被災地にはすでに一流の品もあると思う。

例えばこの「桃の恵み」。ストレート果汁100%。マジうまい。今年の福島産のモモの供給大丈夫かな?と心配になるくらいウマイ。

琴線探査: これからは寄付じゃなく、被災地産のものを積極的に買い続けよう。福島産モモ100%ジュース「桃の恵み」マジウマ at 本厚木ミロードカルディ 135円!安い!

例えば先日、ヨーカ堂で東北支援として売っていた、岩手の「いわてぶどう」ジュース。もうカラになってるけど(^^);


これもストレート果汁100%。マジうまかった。ワインのような香りなので、ワイングラスについで飲むと最高!

糸井さんや「ほぼ日」は熱烈応援したい。ただ「開発」にこだわらず、是非「発掘」にも力を入れてみてはいかがか?と思った。

「開発」には時間がかかるけど、多くの場合「発掘」はより時間がかからないから、もし両方に力を入れれば、時間差でいい感じになるのでは?と思った。

より素早く「発掘」するにはクラウドソーシングが必要だろうと思うけど、糸井さんやほぼ日はすでにその力を持ってると思うし(^^)


しかし、「そうなれば僕たちもうれしい」というところが、糸井さん・ほぼ日らしいよなぁ。好きだなぁ。

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