糸井重里さんのコピーがずっと心に残っているのは何故だろう?

日経11.10.26夕 言葉、この危険なるもの③ コピーライター 糸井重里さん

ミノルタ「いまのキミはピカピカに光って」、新潮文庫「想像力と数百円。」、日産自動車「くう ねる あそぶ」。1980年代、糸井氏の作品は世を席巻する。中でも注目されたのが「不思議、大好き。」「おいしい生活。」などセゾングループの仕事。コピーライターという職業の人気も急上昇した。・・・コピーライターは消費者代表。企業側の人間ではない。・・・(聞き手は編集委員 石鍋仁美)

今でも心に残っているコピーばかりだ。さすがは糸井さん。

その時代の空気感を表現しているだけでなく、普遍的な何かを感じる。だから糸井さんのコピーは、名言集のように心に残っているのかもしれない。

糸井さんは誰かの心に残るものを幾つもつくれた。もうそれだけで素晴らしい。自分もそういうソフトウェアを目指して作っていきたい。


ところで「モーニング娘。」などに見られる「。」は、ひょっとして糸井さんがオリジネイター?だったら、更にすごいね。

で、「。」とはどういう意味なんだろう?

たしか昔、つんく氏は「雰囲気だ」というようなことをおっしゃっていたような気がするけど。「名詞じゃないよ、文章だよ」「しゃべり言葉じゃないよ、文章だよ」と伝えたいのかなぁ。


そいういえば聞き手の石鍋仁美氏、前にも気になった記事があったな。埼玉の「ジョンソンタウン」についての記事だった。

琴線探査: パノラマ消費考現学 開放的な街並みの原風景 石鍋仁美

糸井さん、石鍋さん、そしてじぶん。何らかの共通の価値観があるのかもしれない。

それは一体何か?琴線探査はつづく・・・

コメント

  1. 糸井さんの文章は、やさしいんだけれど、媚びていない。分かりやすいんだけど馬鹿にしていない。ひらがなとカタカナと漢字のバランスも絶妙で硬すぎず柔らかすぎず。

    いつもほぼ日のエッセイを見て味わっていますが、唸ることが多いです。

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