iPad電子書籍アプリ「志高く 孫正義正伝 完全版」 期間限定無料! 電子書籍プラットフォーム「T-Time」はなかなかに優秀
何とiPad電子書籍アプリ「志高く 孫正義正伝 完全版」が期間限定で無料になっている。
iTunes App Store で扱っている iPhone、iPod touch、iPad の志高く 孫正義正伝 完全版 (AppStore)
早速ありがたくダウンロードさせて頂いた(^^)/ 無料とはいえ、完全に読めるらしい。スゴイことだ。
もちろん無料配布はプロモーション目的だと思うので、仁義を通すためにも記事を書くことにした(^^);
ただ、iPhone用も350円で売っているようで、それを買った人たちには申し訳ない気がするなぁ。
ところで、これまでiPadを手に入れてからというもの、開発ドキュメントや新聞・雑誌を見ることはよくしてきたけど、今回、こういった文章主体の「本」をはじめてちゃんと読んでみようと思った。
実際に出版されている本をデジタルで読むとどうなのか?これからそれを体験してみたいと思う。もちろん、孫社長は日本の企業経営者の中でも今、最も尊敬しているひとりなので、内容そのものにも興味がある。
しかしソフト開発者のハシクレとしては、まずは「アプリがどういった動作をするのかをチェックする」というのが性(^^);
iOSシーンでは「産経新聞」アプリなどで採用されている(株)ヤッパの本や新聞・雑誌をクラウドで配信する技術が有名だ。これは「Spin Media」というらしい。知らんやった。実際、特に日本の新聞・雑誌の電子版はほとんどPowered by Yappaと言っていい。
電子出版事業 | 株式会社ヤッパ
琴線探査: iPadの電子書籍を片っ端から試してみた。やはり、電子書籍はまだまだこれからだ。
しかし、このアプリは(株)ボイジャーの「T-Time」という電子書籍リーダーがベースとなっている。
T-Time5.5登場! - VOYAGER
この名前はかなり昔から知っていた。歴史は相当古いと思われ。少なくとも2005年の4月からリリースされている。新バージョンは2007年10月で止まっていることから、すでに必要十分な機能を持ち、相当安定しているのだろうと思われ。
T-Time5.5 ダウンロード (Mac版)- VOYAGER
ただ、「.book形式」というのがあまり一般的でないのと、基本的には「.book」をケータイやデジカメ、PSPなどに画像として書き出すソフトだと思っていたので、正直あまり興味はなかった。
しかし、iPadのアプリとなれば、このどちらも関係ない。単に「読みやすさ」の部分だけが問題となる。実際に見てみると、まず紙面が画像ではないことに驚く。テキストデータをiPad内でレンダリングしていると思われる。その理由はいくつもある。
1.アプリにIPAフォントが埋め込まれている
単なる画像なら、IPAフォントなど必要ないだろう。
2.縦組・横組が選べる
これは素晴らしいね。iBooksにも無い機能。日本ならではだ。
3.文字の大きさを変えられる
どこまで拡大しても文字が劣化しない。TrueTypeやOpenType、PSフォントの特徴だ。
4.PDFのようにテキスト検索できる!
そう。これがやりたかったのよ。検索結果を前後するのもiBooksより簡単。すばらしい。
と、すばらしい「T-Time」ではあるものの、恐らくiBooksと直接競合していくと思われ。知る限り、iBooksはまだ日本の書籍の取り扱いがまったく無いので今のところは競合しない。
しかし、特に本のディストリビューション面でiBooksと競合すると将来的には厳しくなるかもしれないと思った。
iTunes App Store で扱っている iPhone、iPod touch、iPad の志高く 孫正義正伝 完全版 (AppStore)
早速ありがたくダウンロードさせて頂いた(^^)/ 無料とはいえ、完全に読めるらしい。スゴイことだ。
もちろん無料配布はプロモーション目的だと思うので、仁義を通すためにも記事を書くことにした(^^);
ただ、iPhone用も350円で売っているようで、それを買った人たちには申し訳ない気がするなぁ。
ところで、これまでiPadを手に入れてからというもの、開発ドキュメントや新聞・雑誌を見ることはよくしてきたけど、今回、こういった文章主体の「本」をはじめてちゃんと読んでみようと思った。
実際に出版されている本をデジタルで読むとどうなのか?これからそれを体験してみたいと思う。もちろん、孫社長は日本の企業経営者の中でも今、最も尊敬しているひとりなので、内容そのものにも興味がある。
しかしソフト開発者のハシクレとしては、まずは「アプリがどういった動作をするのかをチェックする」というのが性(^^);
iOSシーンでは「産経新聞」アプリなどで採用されている(株)ヤッパの本や新聞・雑誌をクラウドで配信する技術が有名だ。これは「Spin Media」というらしい。知らんやった。実際、特に日本の新聞・雑誌の電子版はほとんどPowered by Yappaと言っていい。
電子出版事業 | 株式会社ヤッパ
琴線探査: iPadの電子書籍を片っ端から試してみた。やはり、電子書籍はまだまだこれからだ。
しかし、このアプリは(株)ボイジャーの「T-Time」という電子書籍リーダーがベースとなっている。
T-Time5.5登場! - VOYAGER
この名前はかなり昔から知っていた。歴史は相当古いと思われ。少なくとも2005年の4月からリリースされている。新バージョンは2007年10月で止まっていることから、すでに必要十分な機能を持ち、相当安定しているのだろうと思われ。
T-Time5.5 ダウンロード (Mac版)- VOYAGER
ただ、「.book形式」というのがあまり一般的でないのと、基本的には「.book」をケータイやデジカメ、PSPなどに画像として書き出すソフトだと思っていたので、正直あまり興味はなかった。
しかし、iPadのアプリとなれば、このどちらも関係ない。単に「読みやすさ」の部分だけが問題となる。実際に見てみると、まず紙面が画像ではないことに驚く。テキストデータをiPad内でレンダリングしていると思われる。その理由はいくつもある。
1.アプリにIPAフォントが埋め込まれている
単なる画像なら、IPAフォントなど必要ないだろう。
2.縦組・横組が選べる
これは素晴らしいね。iBooksにも無い機能。日本ならではだ。
3.文字の大きさを変えられる
どこまで拡大しても文字が劣化しない。TrueTypeやOpenType、PSフォントの特徴だ。
4.PDFのようにテキスト検索できる!
そう。これがやりたかったのよ。検索結果を前後するのもiBooksより簡単。すばらしい。
と、すばらしい「T-Time」ではあるものの、恐らくiBooksと直接競合していくと思われ。知る限り、iBooksはまだ日本の書籍の取り扱いがまったく無いので今のところは競合しない。
しかし、特に本のディストリビューション面でiBooksと競合すると将来的には厳しくなるかもしれないと思った。
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