紙を蛍光マーカーで「アプリ化」する「AnkiSnap(アンキスナップ)」を使ってみた

「AnkiSnap」とは?


先日Twitterで「AnkiSnap」なるものがあるのを知った。
アンキスナップ


ペンは2種類ある。

まずひとつは、紙の記事をマーカーで囲ってスマホで写真を撮ると、その部分を簡単にスクラップできるというもの。

もうひとつは、参考書などの暗記したい文章にマーカーを引いてスマホで写真を撮ると、まるで暗記シートのように使えるようになるというもの。

おもしろそうなので早速注文してみた。アマゾンにはめずらしく、注文してから1週間近くしてから届いた。どうやらかなりの人気らしい。









シリアル番号カードが入ってる!


パッケージを開けてみてまず驚いたのは、アプリのシリアル番号が書いてあるカードが入っていたこと。


こんな商品は初めて見たよ。色々な意味で新しいと思う。

アプリをダウンロードしてまずやらなければならないのは、このシリアル番号の入力。これが面倒。カードには2次元バーコードがあったけど、それはアプリへのリンクだ。むしろこれを読み込むとシリアル番号を自動入力してくれた方が助かるんですけどね(´・ω・`)


ソフトの開発は「ユビキタスエンターテインメント」らしい


自分は新しいソフトを実際に使ってみる前に、設定やクレジットを先に見に行くクセがある(^^); そこで気になったのはここ。


株式会社ユビキタスエンターテインメント
UEIといえば、ZeptoPadとかi書道とかenchantMoonで有名だよね。がぜん期待が高まるぅ〜っていうか辛口になるぅ〜(^^);


スクラップ機能


まずはスクラップ機能の方を試してみた。自分はよく新聞のスクラップをするので、どっちかというとこれに期待してたんだ。しかし、色々と問題があった(^^);

1,枠がガタガタになっているのはまぁいい。

記事は日経

2,できれば自動的に台形補正して欲しい。手動では台形補正できる。


3,四隅だけマーキングすれば大丈夫かな?と思ってやってみたけど、完全にマーカーで囲まないと認識されなかった。これは技術的な問題か商売の問題か。商売の問題なら仕方ないかなと思う(^^); 技術的な問題の場合は、大きな範囲を囲む時に手間がかかるので改善するべきだと思う。

4,なぜ枠の「中」を切り取ってくれないのか?枠の外側を自動認識できるのであれば、その内側を認識させることはそれほど難しいことでは無いと思うが、きっと何か理由があるのだろうと思う。

5,一番の問題は、枠の中の色がマーカーに似た色の場合だとまともにスクラップできない場合があるということだ。これが致命的。

上のSurfaceProの記事のスクラップ結果

というわけで、ハッキリ言って自分で写真を撮って切り取った方が早いという残念な結果に。一度試した後は、結局普通にハサミで新聞をスクラップしている自分がいた(´・ω・`)


暗記シート機能


意地悪なので、まず他社のマーカーで線を引いていた記事を読み込ませてみる。


黄色のマーカーには反応せず。しかし、上の方の写真のオレンジ色に反応している。

ということは、他社のオレンジ色のマーカーでも反応するんじゃないか?



反応した(^^); なるほど。これがアプリにシリアル番号が必要な理由なのね。

今度は普通にAnkiSnapでマーカーを引く。


そして読み込ませてみる。当然正常動作。


真ん中の黒い部分をタップすると黒い隠しが外れる。


まだ少ししか使ってないけれど、暗記シート機能は実用だと思う。自分はもはや暗記するような勉強はしないが、学生にとってはかなり使えるものじゃないかと思う。

それと黒い隠しだけじゃなくて、よくある赤とか緑のセロファンモードもあるみたい。


これはサイコーに面白いね!



今後に期待!


企画やアイディアは本当に素晴らしいと思う。ソフトのUIも考えに考え抜かれてデザインされている印象。ただ、もちろんまだ問題はある。今後ソフトウェアをどんどん改善してけば、本当にトータルで素晴らしいプロダクトになるのじゃないだろうか。今後の継続的な改善に期待!

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