LOVE展 〜 様々な愛のかたち。草間彌生、Chim↑Pom「気合100連発」、折本立身「ベートーベン・ママ」
ミュシャ展がやってた時もやってたんだけど、草間彌生カフェの流れでLOVE展にも逝ってきた。
琴線探査: 草間彌生カフェ@六本木ヒルズ 〜 草間彌生は愛国者では?赤血球、生命の連続。とにかく、日本国旗は洗練されている。
思ったよりも楽しめた。
併設でハリポタ展がやってたんだけど、すごい人出。何を見るのか知らないけれど、やっぱり人気があるんだな。逆にLOVE展は人がまばらで見やすくてよかった。
草間彌生
もちろん、お目当ては草間彌生。
新しいのはCreativeCommonsライセンスで撮影が可能なこと。
この写真自体ももちろんスタッフに確認した上で撮影した。美術館で撮影可能ってのは初めてだった。で、こういった写真を撮影できたわけだ。
Chim↑Pomの「気合100連発」
CCライセンスのアートは草間彌生だけではなかった。
このうちChim↑Pomの「気合100連発」はこの展覧会でもお気に入りの作品だ。
作者が福島県の相馬市に訪れた時のビデオ作品で、若者たちが円陣を組んで延々と気合を入れ続けるという。。。
「友だちが欲しい!おー!」「友だちが欲しいのか?おー!」的なw
若者たちが瓦礫の中でとにかく気合を入れよう!という姿に感動した。
ローリー・シモンズ「ラブドール」
これは撮影できなかったけれど、すごく綺麗な写真作品だった。
モデルは綺麗な女の子のラブドール。またの名をダッチワイフ。つまり、性の対象だ。メーカーはもちろんあの「オリエント工業」。
リアルラブドール オリエント工業|年齢認証
これが実に美しい。写真家にとって、格好のモデルだと思った。
折本立身「ベートーベン・ママ」
そして今回、草間彌生よりも衝撃を受けたのがこの作品。おじいちゃんと言えるほどの本人がベートーベンの5番を歌いながら母の髪の毛をくしゃくしゃにするというビデオ作品だ。。。
白髪の女性が「すばらしいですよ。是非ご覧になって下さい。」とおっしゃるので見ることにした。
ハッキリ言って、母の方は嫌がっているようだった。途中で鼻クソをほじったりして。見ようによっては虐待じゃないかと思えるほどだ。
正直、絵面も美しくないし、見るに耐えなかった。後から見始めた人たちも、すぐに去っていった。
しかし、それでもなぜ最後まで見ていたかというと、一体この映像作品をどう落とすつもりなのか?というところに興味があったからだ。
延々と同じようなシーンが続いたが、所々、母にキスするような場面があった。虐待も愛情の表現なのか?と。
最後に本人が顔を紅潮させてこういった
「よかった」
それはまるで、セックスの後の男のセリフのようだったが、愛情に満ち溢れていた。
こういう狂ったような愛も、あるんだよな。。。「LOVE展」は、様々な愛のかたちを見せてくれた。
琴線探査: 草間彌生カフェ@六本木ヒルズ 〜 草間彌生は愛国者では?赤血球、生命の連続。とにかく、日本国旗は洗練されている。
思ったよりも楽しめた。
併設でハリポタ展がやってたんだけど、すごい人出。何を見るのか知らないけれど、やっぱり人気があるんだな。逆にLOVE展は人がまばらで見やすくてよかった。
草間彌生
もちろん、お目当ては草間彌生。
新しいのはCreativeCommonsライセンスで撮影が可能なこと。
この写真自体ももちろんスタッフに確認した上で撮影した。美術館で撮影可能ってのは初めてだった。で、こういった写真を撮影できたわけだ。
Chim↑Pomの「気合100連発」
CCライセンスのアートは草間彌生だけではなかった。
このうちChim↑Pomの「気合100連発」はこの展覧会でもお気に入りの作品だ。
作者が福島県の相馬市に訪れた時のビデオ作品で、若者たちが円陣を組んで延々と気合を入れ続けるという。。。
「友だちが欲しい!おー!」「友だちが欲しいのか?おー!」的なw
若者たちが瓦礫の中でとにかく気合を入れよう!という姿に感動した。
ローリー・シモンズ「ラブドール」
これは撮影できなかったけれど、すごく綺麗な写真作品だった。
モデルは綺麗な女の子のラブドール。またの名をダッチワイフ。つまり、性の対象だ。メーカーはもちろんあの「オリエント工業」。
リアルラブドール オリエント工業|年齢認証
これが実に美しい。写真家にとって、格好のモデルだと思った。
折本立身「ベートーベン・ママ」
そして今回、草間彌生よりも衝撃を受けたのがこの作品。おじいちゃんと言えるほどの本人がベートーベンの5番を歌いながら母の髪の毛をくしゃくしゃにするというビデオ作品だ。。。
白髪の女性が「すばらしいですよ。是非ご覧になって下さい。」とおっしゃるので見ることにした。
ハッキリ言って、母の方は嫌がっているようだった。途中で鼻クソをほじったりして。見ようによっては虐待じゃないかと思えるほどだ。
正直、絵面も美しくないし、見るに耐えなかった。後から見始めた人たちも、すぐに去っていった。
しかし、それでもなぜ最後まで見ていたかというと、一体この映像作品をどう落とすつもりなのか?というところに興味があったからだ。
延々と同じようなシーンが続いたが、所々、母にキスするような場面があった。虐待も愛情の表現なのか?と。
最後に本人が顔を紅潮させてこういった
「よかった」
それはまるで、セックスの後の男のセリフのようだったが、愛情に満ち溢れていた。
こういう狂ったような愛も、あるんだよな。。。「LOVE展」は、様々な愛のかたちを見せてくれた。
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