Google Glassは次元が違う。UIが1次元。

Google Glassの開発がどういったものなのか?このビデオでその「さわり」がわかる。重要だと思ったことを書いておこうと思う。


第1に、Google Glassは新しいUIの地平を切り開いているということ。

まさに次元が違う。スマートフォンのUIは2次元だ。しかし、GlassのUIは1次元だ。スワイプとタップ。以上。「どこを?」が無い。すべては「Timeline cards」、つまり、フルスクリーンの単一の画面でインタラクションが行われる。

それは面倒なことを極力省いた結果だろう。

「When they doing something, let them doing something.」

これがGlassの基本コンセプトだと思う。

第2に、全てのサービスはJSONを使ったRESTで行われるということ。


何気にGoogleのサーバーを経由する必要があるというところがポイントかもしれない。データのsyncはGCMのフレームワークを使うのかな?とにかく、JSON、RESTはこれからも重要技術となるだろう。

第3に、画面の構成はHTMLで行われるということ。もちろん、HTMLも重要技術の一つだね。


第4に、独自サービスはGoogleからNotificationを受けるということ。Notificationを受けるのはクライアントだけではなくなるのだろう。


第5に、入力にほとんど「運動が伴わない」ということ。

Gmailの受信はこう。


返信画面はこう。


入力画面はこう。


一連のフロー。


音声認識に相当の自信があると思われ。確かに、最近のGoogleの音声認識はその域に達しているかもしれない。

第6は、難しいことはAndroidのスマホかタブレットに処理を委譲するということ。(Evernote、Skitch)

第7は、反応を返すのも「SuperSimple」ということ。感情をスワイプで選び、タップで決定(Path)


うーん。やはりGlassは新しいUIの地平を切り開いていると思う。

常用するかどうかは別として、GETは確実だな。GETすることで、新しいタイプのアプリケーションの形を体験することになるだろう。

追記13.04.23琴線探査: Google GlassはAndroid搭載だけど、やはりネイティブアプリは開発できないらしい

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