中国レアアース生産半減から学ぶ3つのこと
日経12.10.25朝 レアアース生産停止 中国、政治利用が誤算
この報道から学ぶことはまだあと3つあると思う。
ひとつは、もちろん「中国のレアアースカードは死んだ」ということ。
前年比で4割減となると、これはもう企業としては対応しきれないだろう。むしろ買って下さい!と懇願するレベルだ。中国のレアアースカードは死んだと見ていいだろう。
ひとつは、「日本の底力はすごい」ということ。
「当時」というのは、ほんの2年くらい前のことだろう。その時9割も中国に依存していたのに、もう中国依存をほぼ脱している。
新しい輸入先の開拓?省エネ?技術革新?いろいろ理由はあるのだろう。とにかく、日本はそういった様々な分野の人々の総合力で、これほどの短期間で中国依存に勝った。本当にすごいことだと思う。
ひとつは、「中国に対して必要以上にビビるな」ということ。
Pokerでもそうだけど、勝負の世界では大体動揺を見せたら負ける。内心ヤバいと思っていても、動揺を見せずに粛々と対応策を練ったり、それができなければ逆張りをして相手の動揺を誘って活路を作る。
日本は中国の言うことに対してあからさまにいちいちビビりすぎだ。もっと自信持って対応すればいい。
あれだけヤンヤ言ってるってことは、ヤバいと思っているのは実は中国の方ということだってあるんだから。つまり「弱い犬ほどよく吠える」んだよ。
日本には底力がある。ビビらずに粛々と対応策を取っていけば、世界でも日本ほど手強い国は無いんじゃないかと思うね。
中国政府はレアアース(希土類)を日本に対する外交カードとして位置付け輸出管理を強めてきたが、需要急減で国内レアアース企業が苦境に陥る誤算が続く。…尖閣諸島を巡る日中対立でレアアースの事実上輸出を止めたことがきっかけ…当時、日本企業は9割以上のレアアースを中国に依存しており、輸出停止で動揺が広がった。中国政府は日本企業の動揺を見て、外交カードとして利用できると判断した…供給を絞ったためにレアアース価格の暴騰を引き起こした…この結果、中国産の需要が急減…需要減は止まらず、1〜6月期の中国のレアアース輸出量は前年同期比で約4割減った…(重慶=多部田俊輔)
この報道から学ぶことはまだあと3つあると思う。
ひとつは、もちろん「中国のレアアースカードは死んだ」ということ。
前年比で4割減となると、これはもう企業としては対応しきれないだろう。むしろ買って下さい!と懇願するレベルだ。中国のレアアースカードは死んだと見ていいだろう。
ひとつは、「日本の底力はすごい」ということ。
「当時」というのは、ほんの2年くらい前のことだろう。その時9割も中国に依存していたのに、もう中国依存をほぼ脱している。
新しい輸入先の開拓?省エネ?技術革新?いろいろ理由はあるのだろう。とにかく、日本はそういった様々な分野の人々の総合力で、これほどの短期間で中国依存に勝った。本当にすごいことだと思う。
ひとつは、「中国に対して必要以上にビビるな」ということ。
Pokerでもそうだけど、勝負の世界では大体動揺を見せたら負ける。内心ヤバいと思っていても、動揺を見せずに粛々と対応策を練ったり、それができなければ逆張りをして相手の動揺を誘って活路を作る。
日本は中国の言うことに対してあからさまにいちいちビビりすぎだ。もっと自信持って対応すればいい。
あれだけヤンヤ言ってるってことは、ヤバいと思っているのは実は中国の方ということだってあるんだから。つまり「弱い犬ほどよく吠える」んだよ。
日本には底力がある。ビビらずに粛々と対応策を取っていけば、世界でも日本ほど手強い国は無いんじゃないかと思うね。
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