iPhoneはSiriで「耳」を持った。次は「目」だ。

Webカメラにいろんなことをさせたい…とひらめいたFlutterがまずジェスチャーで音楽アプリを制御 - Tech Crunch Japan

・・・Y Combinator’sのほやほや卒業生Flutter・・・FlutterはMacのアプリケーションで、コンピュータのカメラの前で手を振るだけでSpotifyやiTunesをコントロールできる・・・SiriがiPhoneの耳を高機能にしたように、わが社はコンピュータなどの目を高機能にしたいのである・・・Flutterの連中は、声だけでなくジェスチャーでもコンピュータ等に指示をする、マウスでボタンなどをクリックしなくてもすむようになる、という未来をビジョンしている・・・当面のFlutterは、コンピュータ上の音楽の再生を楽にコントロールできるためのツールに専念する・・・

運良くMacを持っているので、アプリをダウンロードして実際に使ってみた。

Flutter | Gesture Recognition on Your Webcam

正直なところ、まだお世辞にも実用とは言えない。alphaだから仕方ないのだけど。

現状では再生と停止しかできないようだし、やっぱりジェスチャーを誤認識して意図せず再生と停止を繰り返してしまったりする。

しかし、「ジェスチャーでコンピューターを制御する」という感覚とその可能性は十分につかむことができた。

おかげで、やはりコンピューターにも目が必要だと改めて確信できた。

記事にもあるように、SiriによってiPhoneは耳を持った。iPhoneが耳を持ってくれたおかげで、ちょっとしたテキスト入力がだいぶ楽になった。つまり、コンピューターと人間の関係がより近くなった。これも大きなイノベーションだった。

次は目だろう。やっぱ、やるべきだ。

ただ、パソコンの世界では、MacだとWebカメラは標準装備だけどPCでは必ずしもそうではない。だから、こういったアプリは広まりくい。

しかし、モバイルの世界では?iPhoneをはじめ、かなりのデバイスがインカメを持っている。モバイルの世界なら、こういったアプリが普及する可能性は大いにあるのでは?

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