Twitter会長ジャック・ドーシー氏曰く「TwitterはSNSではない」 | ツイッター稼ぎも伴う 世界で2.3億人登録 - 日経

日経11.10.20朝
・・・米ツイッターのディック・コストロ最高経営責任者(CEO)とジャック・ドーシー会長は日本経済新聞の取材で、新たな広告サービスを導入する考えを明らかにした・・・コストロ氏によると、ツイッターで企業発のメッセージを見て、利用者がそこにあるリンクをクリックしたりする行動を起こす確率は3〜5%・・・「我々はSNSではない。ソーシャル的な機能はほんの一部」(ジャック・ドーシー会長)・・・日本の利用者が1700万人を突破(11/3)・・・ジャック・ドーシー氏(34)に、そのビジョンを聞いた・・・ツイッターのコンセプトは。「源流は10代の頃開発した救急車や消防車の現在位置と稼動状態について情報共有するソフトだ。それを個人が使えるようにしたのがツイッター。06年に米国でもようやく携帯電話の簡易メールが普及したので、サービスを開始した。ツイッターに140文字の制限があるのは簡易メールの企画に由来する」・・・「原理は変わらないが、独特の文法や単語、ハッシュタグなど、利用者がどんどん新しい利用方法を発明し、用途を驚くほど多彩にしてくれた」「ソーシャル・メディアにくくられることもあるがそれは一面にすぎない。速報ニュースメディアであったりマーケティングメディアの道具であったり、使い方は利用者が決める。コンセントに差しこむだけで誰でも多様な機器が使える電力網のように、汎用的なインフラだと考えている」・・・世界のすべての人々にとって存在意義のあるインフラになりたい・・・

先日Twitterが日本でも広告サービスを始めることを明らかにしたことからの流れ。一面の2/3くらいを使ったかなり大きな記事だった。

日経記事より
TwitterのCTRは3〜5%だそうだ。確かに高い。そもそもツイートのリンクは押しやすいし、一見広告には見えない。

しかも、プロモツイートのようにユーザーが好んで情報ソースを選んでいる場合はもっとCTRは高くなるだろう。ついにTwitterも稼ぐ段階に来たということだろうか。

また、Twitterの日本でのユーザー数はいつの間にか一時期1700万人を突破していたようだ。

グラフを見ると、2010年以降の伸び率が凄まじい。しかし、1700万人を突破した2011年初頭以降はなぜか急激に下がっている。3.11で一気に増えた反動だろうか。


この記事で特に興味深いのは広告やユーザー数の話ではない。Twitter自身がTwitterをどう考えているかだ。

彼らは「我々はSNSではない。ソーシャル的な機能はほんの一部」という。「え?」と思った。

じゃあ何なのか?というと「汎用的なインフラ」だと。

SNSの一面があることを認めつつも、速報ニュースメディアであったり、マーケティングメディアであったり・・・と電力網のインフラのような「情報網の汎用的なインフラ」である、と。

なるほど。イマイチSNSが好きくない自分がTwitterだけは受け入れているのは、そういったTwitterの性質を感じていたからなのかもしれない。

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