Flash Builder 4.5のめぼしい新機能まとめ

FB4.5がリリースされて半年くらいかな?やっとMacを再インストールしてCS5.5をインストールできるようになった(CS5.5は大文字小文字区別するファイルシステムにはインストールできない!)ので、ついに使ってみることに。

その前に、4.5でどんな新機能があるのか調べておこう。オーバービューするには、これらの記事がいい。

Flash Builder 4.5 の新機能 | デベロッパーセンター
Flash Builder 4.5 マスターシリーズ 第1回 コーディング環境の大幅な強化 | デベロッパーセンター
Flash Builder 4.5 マスターシリーズ 第2回 Flash Builder 4.5での変更点と改善点、そして便利な機能 | デベロッパーセンター
Adobe Flash Builder 4:新機能

これらの記事を元に、めぼしい新機能をまとめてみる。

・FlexプロジェクトでAndroidサポート
 (iOSサポートは2011年の夏に提供予定となっているが、すでに対応済みの4.5.1になってた

・ActionScriptプロジェクトでAndroidとiOSの両方サポート

・デザインビューのモバイル用のレイアウトやビジュアルプレビューのサポート

・Eclipse 3.6.1「Helios」ベース

・Mac用のEclipseは「Cocoa」バージョン
 (地味にウレシイ)

・SparkバージョンのForm、Image、DataGrid
 (モバイルプロジェクト以外)

・プラグインバージョン廃止
 (スタンドアロンバージョン内のユーティリティを使用して既存Eclipseでの使用も可能にする)

・パフォーマンスとメモリ使用量の改善

・コードビューからデザインビューへの切り替え時間短縮
 (超遅かったもんね)

・RSLで使用されないライブラリはリンクされてても削除される
 (SWFが軽く高速になりそう)

・コンポーネントセットに[Sparkのみ]を追加
 (RSLの非使用ライブラリ削除機能で効いてくる)

・getter/setterの自動生成
 (まだなかったのよね・・・)

・コンポーネントをスクロールするためのキネティクスおよび伸縮可能なバウンス/プルエフェクト
 (iOSみたいなのだろう)

・高度に最適化されたスクロールおよびトランジションのパフォーマンス
 (トランジション遅すぎたもんね・・・)

・キーボード入力のネイティブサポート
 (ん?Macでインライン入力できるようになった?)

・スプラッシュ画面のサポート
 (モバイルを意識してのことだろう)

・多重解像度ビットマップのサポート
 (マルチスクリーン用だろう)

・OSMF 1.0のサポート
 (メディアプレイバック関連)

要するに、FBはこれまでのリッチインターネットアプリケーションの作成という路線から、1つのソースでマルチデバイスをサポートできるアプリケーションの作成という路線に舵を切ったのだということがわかる。

しかし、Spark版の新コンポーネントがモバイルプロジェクトで使えないことをみると、4.5はまだ過渡期バージョンだなと思う。

どうやら、今年中に出るらしい4.6からが本命ということらしいね。

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