日本の「節電戦略」はジョブズに通じる「美意識と価値観」がベース | 目指せ「節電大国」 - 日経

日経11.09.28夕
・・・日本は、利用者に不便を感じさせない効率的な節電技術やエネルギー需要を最適に管理するシステムなどを世界に先駆けて開発してエネルギー問題を解決し、ノウハウを新興国など海外に輸出することを目指すべきだ。この戦略が有望な理由は3つある。第1に・・・日本はエネルギー環境の変化に適応して産業構造を転換した成功体験を持っている・・・第2に、「我慢するエコ」ではなく、自分にとって気持ちの良いスタイルで節電を実現する快適な社会システムを創り出すことは、日本人が本来持っている資質や価値観と相性がよい・・・第3に・・・日本ならではの感性に裏打ちされたサービスが、海外で共感を持って受け入れられる素地が育ってきている・・・ここで留意すべきは、日本が世界に訴求すべきセールスポイントは、単なるモノや技術ではなく、快適な商品づくりの根底にある美意識や価値観だという点だ・・・(東レ経営研究所産業経済調査部チーフエコノミスト 増田 貴司)

引用が長いので、ちとまとめてみる。

日本は節電でエネルギー問題を解決して世界に発信するべき。その理由は3つ。

理由1:日本はオイルショックを克服した
理由2:日本は「我慢するエコ」でない方法を編み出し得る
理由3:日本の感性が海外にも受け入れられる素地が育ちつつある

セールスポイントは、モノや技術ではなく、あくまで「美意識や価値観である」と。

その通りと思う。

「美意識や価値観」とは、ジョブズのiPhoneやiPadの発想の根源だと思う。単なる技術の向上や模倣では、こういった価値は得られない。だからこそ価値がある。

日本の「モッタイナイ」という価値観を世界に広めようとされた方が先日亡くなったが、このような日本の美意識や価値観は世界に通用する価値と成り得る可能性があると思う。

日本には世界にアピールすべき価値が、まだまだたくさんあるんだ。日本人としての自信と誇りを持とう。

JAPAN as No.1. ONCE AGAIN. イチバーン!

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