FTE・TLFのアンチエイリアス問題は「SmartAA」PixelBenderフィルターで解決!
昨日もまたFTE・TLFでのデバイスフォントのアンチエイリアスの件で記事を書いていたわけであるが・・・
Macでは新しいライブラリで書きなおせば問題を解消できることがわかった。
琴線探査: ベータ版のTLFはMacでもアンチエイリアスのクオリティーが低い!新ライブラリで書き直すべき。
しかし、やはりVISTAと7の問題は残ってしまった。ClearTypeがOFFでないとTrueTypeにアンチエイリアスがかからないのはキツイ。
琴線探査: Windows7でTLFで表示したデバイスフォントにアンチエイリアスがかかる条件
結局、前々から考え続けてきた「OSのレンダリングに頼らない、FP上でのアンチエイリアスを何とか実現できないのか!?」という問に戻って行くのだ・・・
しかし今日、ついにある程度の解決を見た。smart-page.net氏の「SmartAA」というPixelBenderによるアンチエイリアスフィルターだ。
Smart-Page.net >> Blog Archive >> SmartAA – reconstruct anti aliasing with Pixel Bender
ハッキリいって、これはすばらしい。
下のキャプチャーはFP上でこのような条件でレンダリングしたものだ。
・Windows7
・ClearType ON
・Chrome 9.0.597.98
・FP 10,2,154,12
・Flex SDK 4.1.0
・あくあフォント
・フォントサイズ96
多少ボヤケるものの、TrueTypeでもきちんとアンチエイリアスがかかっている。ボヤケるのは、元々画像用で文字用ではないからだと思う。とにかく、これまで自分なりにFP上でのアンチエイリアスを色々と試してきた中では最も良い結果だ。
SmartAAは「Mitchell-Netravali」というアルゴリズムを使ったものらしい。「SmartAA is a bicublic BC-spline (Mitchell-Netravali) anti-aliasing reconstruction filter. 」ということなので、バイキュービックとエッジの検出か何かにBスプライン的なものを使っているのだろうか。
しかし、これだけのモノが100行以内で実現できるのだから驚きだ。
にも関わらず、AdobeのPixelBender Exchangeではまだたったの257ダウンロード!
Adobe - Pixel Bender Filters
こんなにスゴイのに。まだ全然知られていないからなのか、ニーズがないのか・・・もっと評価されて然るべきだと思った。
かなりのアプリケーションのケースではこれだけで十分かもしれない。しかし、開発中のアプリケーションのケースではボヤケるのはもう少し何とかしたい。それにはもうひと工夫が必要だろう。
とにかく、大きな前進だった。Thanx smart-page.net!
Macでは新しいライブラリで書きなおせば問題を解消できることがわかった。
琴線探査: ベータ版のTLFはMacでもアンチエイリアスのクオリティーが低い!新ライブラリで書き直すべき。
しかし、やはりVISTAと7の問題は残ってしまった。ClearTypeがOFFでないとTrueTypeにアンチエイリアスがかからないのはキツイ。
琴線探査: Windows7でTLFで表示したデバイスフォントにアンチエイリアスがかかる条件
結局、前々から考え続けてきた「OSのレンダリングに頼らない、FP上でのアンチエイリアスを何とか実現できないのか!?」という問に戻って行くのだ・・・
しかし今日、ついにある程度の解決を見た。smart-page.net氏の「SmartAA」というPixelBenderによるアンチエイリアスフィルターだ。
Smart-Page.net >> Blog Archive >> SmartAA – reconstruct anti aliasing with Pixel Bender
ハッキリいって、これはすばらしい。
下のキャプチャーはFP上でこのような条件でレンダリングしたものだ。
・Windows7
・ClearType ON
・Chrome 9.0.597.98
・FP 10,2,154,12
・Flex SDK 4.1.0
・あくあフォント
・フォントサイズ96
SmartAA OFF |
SmartAA ON! |
多少ボヤケるものの、TrueTypeでもきちんとアンチエイリアスがかかっている。ボヤケるのは、元々画像用で文字用ではないからだと思う。とにかく、これまで自分なりにFP上でのアンチエイリアスを色々と試してきた中では最も良い結果だ。
SmartAAは「Mitchell-Netravali」というアルゴリズムを使ったものらしい。「SmartAA is a bicublic BC-spline (Mitchell-Netravali) anti-aliasing reconstruction filter. 」ということなので、バイキュービックとエッジの検出か何かにBスプライン的なものを使っているのだろうか。
しかし、これだけのモノが100行以内で実現できるのだから驚きだ。
にも関わらず、AdobeのPixelBender Exchangeではまだたったの257ダウンロード!
Adobe - Pixel Bender Filters
こんなにスゴイのに。まだ全然知られていないからなのか、ニーズがないのか・・・もっと評価されて然るべきだと思った。
かなりのアプリケーションのケースではこれだけで十分かもしれない。しかし、開発中のアプリケーションのケースではボヤケるのはもう少し何とかしたい。それにはもうひと工夫が必要だろう。
とにかく、大きな前進だった。Thanx smart-page.net!
You are welcome :) Glad you found SmartAA useful.
返信削除Cheers!
flashgordon-san.
返信削除I'm honored to give me a comment in person.
I think that SmartAA is a masterpiece.
R.E.S.P.E.C.T. Thanks a lot!