オリザ氏は冒険者、哲学者、作家というだけでなく、優秀な経営者でもあったようだ | 未知の演劇を探す旅路4 劇作家・演出家 平田オリザさん - 日経

日経10.12.16夕
・・・大学検定試験を受け、ICUの教養学部で哲学を勉強・・・「受験の国のオリザ」という2冊目の本を書き、よく勉強もした。なのに、まだ満たされない。・・・劇団「青年団」・・・大学3年のとき、韓国の延世大学に1年間留学・・・日本語は主語がなく日本人は主体性がない、といわれます。韓国語も主語がないが主体性はあると韓国の学者が反論した議論を覚えていた。韓国というフィルターを通すと、世界の見方が膨らむのではないかと考えた・・・父親が駒場東大前の自宅を立て替え、劇場を完成させる・・・「こまばアゴラ劇場」・・・借金は1億円以上あった・・・銀行との付き合いが私を育ててくれました。「経営が苦しいから貸してください」では相手にされない。「これだけ投資してくれれば、増やして返します」と言わないと。・・・(聞き手は編集委員 内田洋一)

大検を受けてICUとはすごい。

「受験の国のオリザ」。本に自分の名前を使うとは、本当に自分の立ち位置というのをよく認識されていたのだなぁと思った。

日本は主体性がなく韓国にはある?それが言語の主語の有り無しに関係するのだろうか。うーん。それはどんな言語を使う国でも、人によるのではないだろうか。

オリザ氏は冒険者、哲学者、作家というだけでなく、優秀な経営者でもあったようだ。

経営が苦しいから貸してくださいじゃなく、これだけ貸してくれれば増やして返しますと言うべきだというのは、本当にその通りだと思う。単に苦しいからその場しのぎで貸してくださいという人からは、利子はおろか元本も戻ってこない可能性があるもの。

なるほどですね。

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