「Flash 10」と「Flash Lite 4」の違いをザッと調べる | ドコモ GALAXY S 一面広告 - 日経

今日の日経の朝刊で、ドコモのGalaxy Sの予約を開始しますよ〜という一面広告が出ていた。

「銀河デビュー。」というキャッチコピーと、イメージキャラクターとしてなぜかダースベーダー卿。そしてキメ手は「GALAXY S」のロゴの上に「beautiful」の文字。なぜ?(^^);


Galaxy Sの大きなウリのひとつとして、Flashのフルサポートが挙げられていた。「Flashサイトも自由自在。」というわけだ。

この点はiOS搭載機と比べた場合、かなり大きな差別化のポイントになるだろう。やっぱりね、ぶっちゃけiOSにもFlash欲しいわけですよ。

「Flashサイトも自由自在。」という言うからには、Flash Lite 4ではなくFlash 10なんだろうなと思いつつ、ウル覚えだったので確認したら、やはりそうだった。

Galaxy SはAndroid 2.2を搭載していて
GALAXY S SC-02B | 製品 | NTTドコモ

Android 2.2はブラウザにFlash 10.1が統合されているから。
Googleが「Android 2.2」発表、高速アプリとFlash内蔵高速ブラウザー -INTERNET Watch


Androidは2.2からが本物なのだろうと思う。そう考えるとFlash Lite 4についてはハッキリ言ってすでにあまり興味はない。ただFlash開発者のハシクレとしては、せめてFlash 10とFlash Lite 4の大まかな違いくらいはザッとでいいから把握しておきたい。

ということで、ザッと調べておこう。


「Flash Lite 4」の主な特徴

・Flash Player 10ベース
・ActionScript 3対応
・マルチタッチ対応
・FTE(Flash Text Engine)対応
・ビデオ関連強化(RTMP/RTMPE/RTMPT/RTMPTE)
・ジオロケーション対応
・加速度センサー対応

Adobe Flash Lite 4 * Flash Lite について
Adobe Flash Lite 4 * Flash Lite 4 の機能


「Flash Lite 4」と「Flash 10」との主な違い

・モバイルデバイス専用の機能が追加されている
・使えないクラスがある
・一部の機能が使えないクラスがある

Adobe Flash Lite 4 * Flash Lite 4 ActionScript 入門

要するにFlash Lite 4は「FP10ベースで可能なことはまぁまぁ可能で、モバイルデバイスに特化した機能が追加されているもの」と言えるだろう。


使えないクラスの一例

問題はどれくらい可能かだけど、これを挙げたらキリがない。一番わかり易いところで、見た目に直接影響するflash.displayパッケージを見てみよう。

Adobe Flash Lite 4 * flash.display

めぼしいところでは、BlendMode、GraphicsBitmapFill、GraphicsGradientFill、GraphicsShaderFill、GraphicsStrokeが使えないようだ。

その他、Shader系は全滅らしい。BlendModeが使えないのはイタいなぁ。


一部の機能が使えないクラスの一例

見た目に直接影響する一部の機能が使えないクラスとしては、DisplayObjectがある。ブレンドモードやシェーダー、フィルターは使えないらしい。
Adobe Flash Lite 4 * DisplayObject クラス

BitmapDataではフィルター関連のメソッドが使えないらしい。
Adobe Flash Lite 4 * BitmapData クラス

Adobe Flash Lite 4 * 一部サポートされている ActionScript クラス:詳細


感想

なるほど。まぁまぁ正確に表示できそうではある。

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