『悪魔の辞典』『現代語裏辞典』コトバを再定義するというフォーマットがおもしろい | 本質暴いて笑わせる 社会への違和感 創作の源 小説家 筒井康隆さん - 日経

日経10.09.29夕
・・・『現代語裏辞典』・・・を作るきっかけは・・・アンブローズ・ビアスの『悪魔の辞典』の新訳を手がけたこと・・・<ぜっこう【絶交】セックスレス夫婦のこと>など、毒気とエスプリで現代語を定義しなおす・・・むしろ人々の表層的な営みに対して本質を暴くのが狙い・・・周囲からの抗議を心配して逃げてばかりいたら面白いものはできないので、実名もかなり登場させた。<キオスク【kiosk】大江健三郎の文庫本をおいていない駅構内の売店>・・・大江さんから手紙・・・全部読んだ。まさに筒井ボキャブラリー・・・・<こっかい【国会】剥き出しの権力争いが許される場所>・・・僕の中では、社会への違和感や不条理の感覚が創作の強いバネとなっている・・・(聞き手は編集委員 浦田憲治)

まったく知らなかったけれど、これはおもしろそうだ。『現代語裏辞典』も『悪魔の辞典』も。

もちちろん内容もおもしろそうだけど、これはひとつの「フォーマット」だというところがおもしろい。

言葉の定義は人によって、少なくとも微妙に異なるし、場合によってはまったく異なる。例えば自分なら「国会」をどう定義するだろう。

ちょっと、これはひとつのソフトウェアサービスになるかもしれない。

コメント

  1. 確かに。おもしろいですね。変換辞書にもなりそう。

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