Apple 「Magic Mouse」でマウスホイール腱鞘炎の緩和を期待する
プログラマーにとってのキーボードとマウスは、画家にとっての絵筆と同じだ。プログラマーはキーボードやマウスなどを使ってコンピューターと対話しながらプログラムという「絵」を描く。だから、これまでもそれなりにこだわってきた。
こだわる理由はそれだけではない。毎日何時間もキーボードやマウスとハードに付き合っていると、たった少しの使いづらさが、ただでさえストレスフルなプログラミング作業をさらにストレスフルなものにする。結果として、生産性に大きく関わってくる。
タコくらいならまだしも、最近では人差し指の腹にかなりの痛みを感じるようになってしまった。はじめはなぜなのかわからなかったのだけれど、長いプログラムやドキュメントを行ったり来たりするために、マウスホイールをあまりにも多用していることが原因だと気づいた。指の腹が熱を持ってるもん。とりあえずバンドエイドを貼ってみたけど、やりづらくてしょうがない。指サックも多分同様だろう。
ここ数年はLogicoolの「MX Revolution」を愛用していた。
スタパ齋藤の「週刊スタパトロニクスmobile」 約2年ぶりに俺的主戦力マウスを変更「ロジクール MX Revolution」
これは素晴らしいマウスだ。ボタンも多いし、充電式だし、ホイールが無重力状態で回転するような「フリースピン」が特に気に入っていた。
ただ、これは好みが別れるのだろうけれど、Revolutionはホイールを回したときに「クリック感」がある。ホイールを勢い良く回しすぎるのと同時に、この僅かなクリック感が指の腹に衝撃を与えて、腱鞘炎を助長しているようなのだ。
そこで、なんとか指を傷めないようなマウスはないかと考えていたら、Appleの「Magic Mouse」の存在を思い出した。記事を見ると、もう去年の10月頃に発表されていたようだ。
琴線探査: アップル、世界初をうたうマルチタッチ対応マウス「Magic Mouse」(+D PC USER) - Yahoo!ニュース
アップル - Magic Mouse - 世界初、マルチタッチ対応のMagic Mouse登場。
大変興味はあったものの、ボタンが少ない、特にバックボタンが無いことに躊躇していた。しかし、もはやそうも言っていられなくなった。バックボタンがなかろうと、指の痛みにはかえられない・・・
買ってきてマウスパッドに置いてみると、まずその存在感の無さに圧倒された(^^); なんて薄くて小さいのか?
これがRevolution。厚みは3倍くらい?重さは少し重いくらいだと思う。
比較すると相当小さいことがわかる。
Magic MouseはBluethooth接続なので、Bluetoothのコントロールパネルで少し設定をすると、すぐに使えるようになった。ドライバのインストールもなし。ここのあたりは、やはりAppleだなぁと思う。
マウスポインターの移動精度も高い。
ボタンが少ないので、マウスボタンに割り当てていたDashboardやSpacesの呼び出しはスクリーンの端にマウスを移動して呼び出すようにOSの設定を変更。
右クリックをどうするのか?と思っていたけど、これも非常に自然だ。マウス面の右の方を押すと普通に右クリックになる。見た目にはまったくボタンらしきものはなく、使った感じでもボタンは一つしか無いのだけれど、マウス右面で荷重を計算して認識しているような感じだ。
ブラウザなどで「戻る」「進む」をするには、2本指でマウス面をスワイプすることで行うけど、これが少し使いにくい。マウスそのものが軽いこともあり、スワイプする時にマウスが動いてしまってうまくできないことがある。まぁこれは慣れか?
一番のポイントのホイール動作は1本指でマウス面をスワイプすることで行う。これは素晴らしい。Revolutionよりもスクロールがなめらかで、慣性スクロール機能も非常に調子がイイ。当然クリック感もないので、指への衝撃や摩擦はこれまでより大幅に軽減されるだろう。
もう一つのウリである、水平方向のスクロールも試してみた。これは何と言うか、PCのウインドウ上でiPhoneの画像アプリケーションを動かしているような感覚だ。タッチパネルを操作している感覚に近くなる。表計算や画像編集アプリが非常に使いやすくなった。
これらの動作がAppleのソフトウェアだけではなく、EclipseやChromeなどでもできるか試してみたところ、これも大丈夫そうだ。特にEclipseやFlash Builderで横に長くなりがちなHTML/XMLの編集時に水平スクロールがしやすくなってとてもウレシイ。これは開発効率が高くなる。
そして驚くべきことに、OSのブートメニュー時にもマウスが動いている。OSが起動していないにも関わらず。このマウスのドライバはOSドライバとは別の次元で動いているようだ。
これで「マウスホイール腱鞘炎」がよくなれば安いものだ。
こだわる理由はそれだけではない。毎日何時間もキーボードやマウスとハードに付き合っていると、たった少しの使いづらさが、ただでさえストレスフルなプログラミング作業をさらにストレスフルなものにする。結果として、生産性に大きく関わってくる。
タコくらいならまだしも、最近では人差し指の腹にかなりの痛みを感じるようになってしまった。はじめはなぜなのかわからなかったのだけれど、長いプログラムやドキュメントを行ったり来たりするために、マウスホイールをあまりにも多用していることが原因だと気づいた。指の腹が熱を持ってるもん。とりあえずバンドエイドを貼ってみたけど、やりづらくてしょうがない。指サックも多分同様だろう。
ここ数年はLogicoolの「MX Revolution」を愛用していた。
スタパ齋藤の「週刊スタパトロニクスmobile」 約2年ぶりに俺的主戦力マウスを変更「ロジクール MX Revolution」
これは素晴らしいマウスだ。ボタンも多いし、充電式だし、ホイールが無重力状態で回転するような「フリースピン」が特に気に入っていた。
ただ、これは好みが別れるのだろうけれど、Revolutionはホイールを回したときに「クリック感」がある。ホイールを勢い良く回しすぎるのと同時に、この僅かなクリック感が指の腹に衝撃を与えて、腱鞘炎を助長しているようなのだ。
そこで、なんとか指を傷めないようなマウスはないかと考えていたら、Appleの「Magic Mouse」の存在を思い出した。記事を見ると、もう去年の10月頃に発表されていたようだ。
琴線探査: アップル、世界初をうたうマルチタッチ対応マウス「Magic Mouse」(+D PC USER) - Yahoo!ニュース
アップル - Magic Mouse - 世界初、マルチタッチ対応のMagic Mouse登場。
大変興味はあったものの、ボタンが少ない、特にバックボタンが無いことに躊躇していた。しかし、もはやそうも言っていられなくなった。バックボタンがなかろうと、指の痛みにはかえられない・・・
買ってきてマウスパッドに置いてみると、まずその存在感の無さに圧倒された(^^); なんて薄くて小さいのか?
これがRevolution。厚みは3倍くらい?重さは少し重いくらいだと思う。
比較すると相当小さいことがわかる。
Magic MouseはBluethooth接続なので、Bluetoothのコントロールパネルで少し設定をすると、すぐに使えるようになった。ドライバのインストールもなし。ここのあたりは、やはりAppleだなぁと思う。
マウスポインターの移動精度も高い。
ボタンが少ないので、マウスボタンに割り当てていたDashboardやSpacesの呼び出しはスクリーンの端にマウスを移動して呼び出すようにOSの設定を変更。
右クリックをどうするのか?と思っていたけど、これも非常に自然だ。マウス面の右の方を押すと普通に右クリックになる。見た目にはまったくボタンらしきものはなく、使った感じでもボタンは一つしか無いのだけれど、マウス右面で荷重を計算して認識しているような感じだ。
ブラウザなどで「戻る」「進む」をするには、2本指でマウス面をスワイプすることで行うけど、これが少し使いにくい。マウスそのものが軽いこともあり、スワイプする時にマウスが動いてしまってうまくできないことがある。まぁこれは慣れか?
一番のポイントのホイール動作は1本指でマウス面をスワイプすることで行う。これは素晴らしい。Revolutionよりもスクロールがなめらかで、慣性スクロール機能も非常に調子がイイ。当然クリック感もないので、指への衝撃や摩擦はこれまでより大幅に軽減されるだろう。
もう一つのウリである、水平方向のスクロールも試してみた。これは何と言うか、PCのウインドウ上でiPhoneの画像アプリケーションを動かしているような感覚だ。タッチパネルを操作している感覚に近くなる。表計算や画像編集アプリが非常に使いやすくなった。
これらの動作がAppleのソフトウェアだけではなく、EclipseやChromeなどでもできるか試してみたところ、これも大丈夫そうだ。特にEclipseやFlash Builderで横に長くなりがちなHTML/XMLの編集時に水平スクロールがしやすくなってとてもウレシイ。これは開発効率が高くなる。
そして驚くべきことに、OSのブートメニュー時にもマウスが動いている。OSが起動していないにも関わらず。このマウスのドライバはOSドライバとは別の次元で動いているようだ。
これで「マウスホイール腱鞘炎」がよくなれば安いものだ。
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