生きとし生けるものは死ぬべきだ | ベニクラゲ6回目の若返り成功(紀伊民報) - Yahoo!ニュース

ベニクラゲ6回目の若返り成功(紀伊民報) - Yahoo!ニュース

・・・白浜町臨海、京都大学瀬戸臨海実験所の久保田信准教授(58)は、「不老不死」の研究材料として注目されるベニクラゲの若返り実験で、世界記録を更新する6回目の若返りをこのほど成功させた・・・久保田准教授は「予想通り若返りが連続して起こっている。将来は、再生から若返りへという人類の夢に一歩でも近づく材料にしたい」・・・

確かにスゴいことだと思う。再生医療に応用できれば、助かる人も大勢いるはずだろう。

ただ「人類の夢」というのはどうだろう。これは「人類のエゴ」ではないだろうか。スティーブ・ジョブズ氏は伝説のスピーチでこうおっしゃった。

・・・死はおそらく、生物にとって最高の発明です。それは生命にとって古いものを取り除き、新しいもののための道を開いてくれる変革の担い手です。・・・

琴線探査: 孫社長が号泣したとおっしゃっていたJobs氏のスピーチで泣けない自分を考える

自分もそう思う。もし「不老不死」が実現してしまったら、生物界に「変革」が起こらなくなってしまうのではないだろうか。

もし死が生物の最高の発明だとすれば、不老不死は生物に対する冒涜に他ならないだろう。

生きとし生けるものは、死ぬべきだと思う。死があるからこそ、人はよりよく生き抜こうとするのだ。

是非、人がより良く生き抜くために、この研究が応用されればと思う。

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