水玉や網目「増殖」する先端美術 草間弥生さん

日経10.02.21朝
・・・子供のころ、水玉や網目が頭の中で際限なく増殖し、スミレやカボチャが話しかけてきた・・・草間彌生の創作の原体験だ。・・・脳裏にわき出してくるイメージをひたすら紙に描く日々・・・ニューヨーク・・・小さな画廊で発表・・・作品・・・小さな網目を無数に描いた「無限の網」・・・「一筆一筆に愛と平和への希求を込めている。作品制作は求道」と語る言葉にてらいはない。・・・文 小川敦生 写真 編集委員 塩田信義

記事を読み終わって、まず頭を抱えた。どんだけすごいんだ。

失礼ながら、草間さんを初めて知ったのは去年の7月、iidaのケータイのデザインをされていた時だ。

その時も同じだったが、草間さんのお話を聞くと、真の芸術家とはいかなる者か、を圧倒的なパワーで感じる。

草間さんの創作過程のイメージを想像するに、それは頭で考えて創作するということではない。一生懸命何かを感じて創作するということでもない。泉のように無限に湧き出てくるイメージを、まるで汗をかくかのごとく自然に絶え間なくこの世に変換するという感じではなかろうか。

これはプログラミングの世界で言えばPULLではなくPUSH配信だ。きっと宇宙からのメッセージのストリーミング配信チャンネルを持っているのではなかろうか。依り代?巫女?いや宇宙そのもの?

うーん。

コメント

  1. 草間さん好きです。iida「ドッツ・オブセッション、水玉で幸福いっぱい」発売時に「わたし大好き」って言い切ってらっしゃったメッセージがすごく印象的でした。

    愛にあふれた方です。

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