矢沢永吉 嫌だから人生やめますか?自分を信じる。おまえならやれる

日経09.12.26朝
・・・50歳の記念ステージ・・・振り返れば 長くつらい道も おまえ・・・で絶句した・・・1600回のステージで涙を見せたのはこの一度きりと言う・・・「ボスの支え」を聞くと、皆「奥さんでしょ」と答える・・・正当な評価を得られないいらだちがあった。彼女は違った。あなたのメロディーすごい・・・矢沢22歳。失業。ライブハウスで出会った会社員と結婚したばかりだった。前妻である。6畳1間、川崎のアパート。家賃滞納3ヶ月。今日の米を買う金すらない・・・いつか認められるから、絶対投げ出しちゃダメ。もう一回やって。お願い。・・・「鏡の向こうにいるヤツは、絶対裏切らなかった親友なんですよ。おまえ、俺と一緒に来てくれたね。倒れずに付いてきてくれたね」・・・「おまえ=親友」・・・この世に変えられない運命などない。矢沢の思考と行動を統一してきた主題はそれだ。「自分を信じる。おまえだったらやれる」・・・「YAZAWA、60歳にして集中攻撃かけてますから。扉、けり破ってね。まだまだやりますんで、ヨ・ロ・シ・ク」・・・

「自分を信じる。おまえだったらやれる」そう強い信念をもつ永ちゃんですらグラつく時があったようだ。

その時に強く支えてくれたのは、永ちゃんの場合もまず妻だったようだ。自分を信じてくれる人がいつも側にいてくれることほどありがたく、心強いことはない。この事は自分も身に染みて理解出来る。

しかし、ここまでは凡人にもありがちな話だ。永ちゃんが違うのは、もう一人「おまえ=親友=YAZAWA」が支えていたのだろうと言うことだ。

きっと永ちゃんは単に自分自身を信じていただけではなく、YAZAWAを信じていたのではないだろうか。自分で自分の分身を信奉するというか・・・そこに計り知れない信念の強さの源泉があるように感じた。

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