ソフトバンク孫氏、「ケータイ=Wi-Fiの時代、先陣を切る」 - ケータイ Watch

ソフトバンク孫氏、「ケータイ=Wi-Fiの時代、先陣を切る」 - ケータイ Watch

さすがは孫さん。Wi-Fiとはいいところを突いていらっしゃる。

自身がiPhoneの熱心なユーザーだそうなので,iPhoneを使っていると,なぜ日本のケータイは無線LANに対応していないのか,なぜこんなに回線が遅いのか?と自然に考えたのだろう。それは発表会の冒頭でもご本人がおっしゃっていた。

ただ気になるのはここだ。

・・・「ケータイWi-Fi」は、携帯電話に無線LAN機能を内蔵・・・料金は月額490円、専用パケット定額が月額4410円となっているが、2010年末までに申し込めば、月額利用料490円が今後一切かからない・・・

あれ?回線も無線LANも自前の設備だし,なぜ月額料金をソフトバンクに払う必要があるのか?しかも専用パケット定額を契約しなければならないのか?その答えはここのようだが・・・

・・・「実際にiPhoneを提供してわかったのは、自宅にWi-Fi環境を持っているような方は、段階制のパケット通信料でも上限に達している方が9割以上。シンプルに利用してもらえるように、今後展開したい。だとすれば段階制の定額は有名無実で、実態はフラット制。だとすれば、バリューパックでWi-Fiの価値を盛りだくさんに提供する。従って、別途Wi-Fi料金を取らないというシンプルなプランを目指した」と説明した・・・

前半の説明はよくわかる。しかし後半はむにゃむにゃ。

自分もiPhoneでWi-Fiを使う局面は多いが,それでもパケット定額以下になったことは確かに一度もない。ソフトバンクには申し訳なく思っているくらいだ。しかし,気にして使えばパケット定額以下になるかもしれない。

この説明では「Wi-Fiを使えるようにする代わりに,全員完全定額に移行してください」といわれているように感じるのだが。しかし,Wi-Fiと定額制のリンクがよく理解できない。

ソフトバンクにとって,発表通りでのケータイのWi-Fi化は非常にメリットのあることだと思う。多くの人を定額制に移行させることができ,しかも回線帯域を節約することができるからだ。もちろんユーザーにとってもメリットがあることなのでバランスしている。

もしかすると「ソフトバンクWi-Fiスポット」の拡充のため,Wi-Fiと定額制をリンクさせてより経営を安定化しようということなのだろうか。

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