NHKの映像素材、1000本以上を無料提供 「NHKクリエイティブ・ライブラリー」(ITmedia News) - Yahoo!ニュース

NHKの映像素材、1000本以上を無料提供 「NHKクリエイティブ・ライブラリー」(ITmedia News) - Yahoo!ニュース

なかなか面白い試みだ。早速「NHKクリエイティブ・ライブラリー」のサイトを見に行ってみた。

動物など,かわいい映像が結構ある。効果音やBGMもある。さすがNHK。素材のクオリティーがすばらしい。

単に素材をダウンロードするだけでなく,サイト上で映像を並べ替えたりカット編集をして効果音やBGMをつけ,作品として投稿できるFlashインターフェースも備えている。

ただ,残念ながら動作が不安定だった(^^); しかし,これくらいシンプルに「WEB上で映像を編集できればなぁ」と思わせてくれた。

例えばFlashで実装することを考えると映像のローダーやエンコーダーが問題になるが,alchemyを使ってC/C++の既存の優秀なオープンソースライブラリをFlashで使えるようにすれば,サーバーに負荷をかけることなく,誰でも手軽に映像を編集できるようになるのではないだろうか。

つまり,映像版のサプリーンのようなもの。ふむ。便利かも。最近Snow LeopardにしたらQuickTimeで映像を簡単に編集できるようになったが,あんな感じのシンプルなものがいい。

映像素材には,残念ながら左上にNHKのウォーターマークが入っているし,解像度が640x360と低いので,「作品」と呼ぶような映像に使用されることはあまりなさそうだ。ただ,サイト自体がティーン向けという話なので,これでいいのだろう。

最後に気になったのは,なぜNHKがこのようなサイトを作ったのかというところ。「NHKクリエイティブ・ライブラリーとは」にこのようにある。

クリエイティブライブラリーのねらい

国民共有の財産を社会還元
・NHKアーカイブスのコンテンツは、視聴者のみなさまの受信料をもとにつくられた“国民共有の財産”です。「NHKクリエイティブ・ライブラリー」は、そうしたアーカイブスのコンテンツを広くみなさまに還元するために実施しています。

次代を担う子どもたちのために
主な対象は、10代の子どもたちを想定しています。NHKコンテンツの提供を通じて、次代を担う子どもたち一人ひとりの「創造性」「映像リテラシー」「著作権意識」の向上に寄与することをめざしています。

なるほど。立派なことだとは思うが,国民のニーズがどれだけあることなのかは疑問だ。そもそも公共放送がやるべきことなのか。このようなところに金をかけずに,そのNHK受信料をなんとかするべきではないかと思うのだが。

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