宝島社の2面広告 宝島社自身による広告意図
企業広告--宝島チャンネル--
この広告について書いて1日経って,宝島社自身がこの広告意図について述べているページがあることを知る。
この文章を読んで,いわゆる女子という人たちは「とにかく,自分のセンスを信じていけばいいんだ・・・」と自然体で進んでいく人たちなのかなぁと思った。
気になるのは,「自分の」なのか「自分たちの」なのかということだ。
女の子向けの雑誌を見ていてよく感じるのは,「女子」というカテゴリーに属し,そのカテゴリー内で合意形成されたセンスを自分のセンスと考えてはいないだろうか,ということだ。だって,雑誌に載っている女子たちは,みんな同じようなメイクだし,同じような髪型だし・・・
その合意形成に大きな役割を持っているのは,やはりいまだに雑誌を始めとしたメディアではないだろうか。
これは多分,流行ということで,この広告は実はそれほど新しいことではなかったのかなぁと思いはじめた。全てを一言でいうならば,宝島社はこれからも女子の流行をリードもしくは支援していきますのでよろしく,ということだったのかもしれない。
クレジットを見ると,アートディレクターは石井原さんという方で,コピーライターは前田知巳さんという方らしい。つまりグラフィックの安野モヨコさん以外は恐らく男性だ。
だとすると,女子賛美を男性が行なっているという点も興味深いと思う。ただそうなると,女子賛美をしながらも実は男性が流行を作っているということなのだろうか?
とにかく,ここまで考えさせる広告を世に出したということ自体がすごいことだ。
この広告について書いて1日経って,宝島社自身がこの広告意図について述べているページがあることを知る。
この文章を読んで,いわゆる女子という人たちは「とにかく,自分のセンスを信じていけばいいんだ・・・」と自然体で進んでいく人たちなのかなぁと思った。
気になるのは,「自分の」なのか「自分たちの」なのかということだ。
女の子向けの雑誌を見ていてよく感じるのは,「女子」というカテゴリーに属し,そのカテゴリー内で合意形成されたセンスを自分のセンスと考えてはいないだろうか,ということだ。だって,雑誌に載っている女子たちは,みんな同じようなメイクだし,同じような髪型だし・・・
その合意形成に大きな役割を持っているのは,やはりいまだに雑誌を始めとしたメディアではないだろうか。
これは多分,流行ということで,この広告は実はそれほど新しいことではなかったのかなぁと思いはじめた。全てを一言でいうならば,宝島社はこれからも女子の流行をリードもしくは支援していきますのでよろしく,ということだったのかもしれない。
クレジットを見ると,アートディレクターは石井原さんという方で,コピーライターは前田知巳さんという方らしい。つまりグラフィックの安野モヨコさん以外は恐らく男性だ。
だとすると,女子賛美を男性が行なっているという点も興味深いと思う。ただそうなると,女子賛美をしながらも実は男性が流行を作っているということなのだろうか?
とにかく,ここまで考えさせる広告を世に出したということ自体がすごいことだ。
コメント
コメントを投稿