2013年8月25日日曜日

「皇太子ご夫妻 宮城県を訪問」の見出しに違和感を感じる

日経13.08.21朝 皇太子ご夫妻 宮城県を訪問

皇太子ご夫妻は20日、東日本大震災の被災地、宮城県を日帰りで訪問された…皇太子さまは…雅子さまも…ご夫妻の被災地訪問は2011年8月の岩手県以来、2年ぶり。

おお〜!皇太子妃殿下がさらに回復されている兆し!

多少ご無理をなさっているのかもしれないけれど、無理な時は本当に無理だし、多少の無理ができるほどには回復されているのだと思う。喜ばしい限りだ。

しかし、やっぱり新聞が「皇太子ご夫妻」という言葉を使うことに違和感を感じる。

見出しはスペースの関係があるからやむを得ない場合はある。しかし、スペースに余裕のある本文でもやはり「ご夫妻」としているので、そもそも「皇太子同妃両殿下」という言葉を使う気がないのだろう。

新聞は「皇太子同妃両殿下」や「皇太子殿下」「皇太子妃殿下」という言葉を使うべきだと思う。なぜなら、一体正しい日本語とは何なのかが分からなくなるから。一般人は正式な日本語を踏まえた上で、口語・略語として「ご夫妻」や「雅子さま」という言葉を使ったらいい。

英語を学ぶ時、自分は英語の新聞の言葉使いをリファレンスとする。外国人が日本語を学ぶ時も、日本語の新聞の言葉使いがリファレンスとなるのではないだろうか。

だとすると、日本は「His royal highness crown prince」を「皇太子さま」とか、「Her royal highness crown princess」を「雅子さま」と呼ぶような国だと誤解されてもいいのか?「皇太子さま」なんてのは「Mr. prince」みたいなもんじゃないだろうか。おかしくない?

英語では略しても「H.R.H.」とするし、スペースの問題があってもこれを削除することは無いんじゃないだろうか?

「皇太子同妃両殿下」というのはすごく味わい深い日本語だと思う。「皇太子と皇太子妃。そしてご両人は殿下。」という意味が圧縮されているわけで、すごくカッコいい!と思うのだけど。

日本語も英語も、大事な存在には固くて面倒くさくて長ったらしい言葉がつく。でもだからこそ、そこにリスペクトを込めているわけで、安易な省略は不敬にもあたると思うのは、オレだけか?

「天皇陛下」なんてすごいぜ!「His Imperial Majesty Emperor Akihito」!カッケー!
称号保持者の敬称