2014年12月13日土曜日

いろいろ考えさせられたオランダ国王王妃両陛下のご来日

日経14.10.30朝 宮中晩餐会に雅子さまら出席 オランダ国王夫妻歓迎

…皇太子妃雅子さまは11年ぶりの宮中晩餐会出席となった…

雅子妃殿下が11年ぶりに宮中晩餐会にご出席!ご回復の兆し\(^o^)/

オランダには、過去に雅子妃殿下を気遣って療養に招かれた恩がある。ひょっとしたら雅子妃殿下はご無理をされているのかもしれないが、逆にその無理をおすことができるようになったということは、やはりご回復の兆しと考えていいのではないだろうか。

英国にも心配されているようだし、一日も早いご回復を祈るばかりだ。

BBC News - Japan Crown Princess Masako attends first banquet in 11 years

一方、今回のオランダ国王王妃両陛下のご来日を自国の思惑に利用しようという動きもあり…

オランダ国王、天皇主催の宮中晩餐会で「歴史」に言及 - Chosun Online | 朝鮮日報

…しかし、日本が自国に与えた侵略の歴史については全く譲らなかった。アレクサンダー国王は「先祖が残した誇らしい歴史もつらい歴史も全て継承すべきだ。第2次世界大戦当時、オランダの民間人と兵士が体験したことを忘れずにいる。忘れることもできない」と述べた。第2次大戦当時、日本軍はオランダの植民地だったインドネシア(当時は東インド)を占領し、オランダの兵士と民間人約10万人を収容所に監禁し、民間女性を慰安婦として強制動員したことを指摘したものだ。…

しかし、オランダ国王陛下のスピーチの原文(英語)をみると、そのようなことをおっしゃってはいない。

Speech by His Majesty the King at the state banquet on the occasion of the State Visit to Their Majesties the Emperor and Empress of Japan, Tokyo - Het Koninklijk Huis

So we will not forget - cannot forget - the experiences of Dutch civilians and soldiers in the Second World War. The wounds inflicted in those years continue to overshadow many people's lives. Grief for the victims endures to this day. Memories of imprisonment, forced labour and humiliation have left scars on the lives of many.

The Japanese people, too, suffered terribly during the war, especially in the final phase, marked by such destructive violence.

朝鮮日報は「forced labour and humiliation」(強制労働と屈辱)を拡大解釈して慰安婦と結びつけ、「民間女性を慰安婦として強制動員した」と断言している。

さらに日本の中には反オランダの動きもあり、「オランダ国王は白い韓国人である」という意見もあった。

「So we will not forget - cannot forget - the experiences of Dutch civilians and soldiers in the Second World War.」(オランダ国民と兵士が第二次世界大戦で経験したことを我々は忘れない。忘れることはできない。)

というお言葉に対する反発のようだが、そのすぐ後に

「The Japanese people, too, suffered terribly during the war…」(日本国民も戦争でひどく苦しんだ)

と続いており、これはむしろ正しい態度だと思う。

米国は今でこそ日本の同盟国で友好国だと考えているが、自分だってそんな米国に対して「君たちは友人だ。だがしかし、核を落としたことを忘れていない。」と言うだろう。

そんなこんなで、このたびのオランダ国王王妃両陛下のご来日は色々と考えされられた。