「ハードセル」と「ソフトセル」

日経14.03.07朝 世界を変えた広告十選5 クリエイティブ・ディレクター 杉山恒太郎 ロールス・ロイス

「時速60マイルで走行中の新型ロールス・ロイスの室内で、一番の騒音は電気時計の音です」…

それまでの米国の広告といえば「ハードセル」、ひたすら商品の自慢話を消費者に連呼するやり方。それに対してコピーライターでもあるオグルヴィは商品そのものに内在する独自のスペック(性能)を取り上げ、アイディアの力によってそれをエモーショナルに説得する「ソフトセル」という新たな方法論を確立したのだった。ゆえに、近代広告の父と呼ばれている…

(1958年)

うまいコピーだなぁ。素晴らしい。

なるほど。こういうのを「ハードセル」と「ソフトセル」というのか。

Appleなんかはまさにソフトセルだろうなあ。Googleはハードセルかな。

例えば、ソフトウェアを人に説明する時に、「こんな機能もあんな機能もあります!」じゃなくて、ライフスタイルの変革を予感させるようなエモーショナルな一点に焦点を絞って説明するという方法もあるということだろう。

小泉純一郎元首相の「ワン・イシュー」のやり方は、政治の世界にソフトセルの手法を持ち込んだものなのかもしれないね。

この手法は色々なところで応用できそう。

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