2013年9月16日月曜日

安倍首相が五輪招致で発言した「under control」の根拠っぽいシルトフェンスはトリチウム放出時には邪魔になるんじゃないだろうか?

日経13.09.10朝 汚染水「公約」対応急ぐ 首相「制御できている」 タンク総入れ替え

…政府は…漏洩が見つかったタイプと同じ方のタンク(約300基)の総入れ替えを決めた。ただ首相の国際公約をはたすには課題も多い…
「汚染水の影響は福島第一原発の港湾内の0.3平方キロメートルの範囲内で完全にブロックされている」…
港湾の出口の水中にはシルトフェンスと呼ぶ膜を張っている。汚染水漏れがあっても「港湾内に」とどまるというのが政府の言い分だ。ただフェンスは完全でなく「多少の海水の行き来はある」(東電)…

タンクを総入れ替えするのはいいが、それでも安倍首相が五輪招致で発言した「under control」は微妙な線だ。「管理」はされているかもしれないけれど「制御」できているかどうか。。。

でも、ああでも言わなければ招致はできなかっただろうなと考えると、あの発言のおかげで復興が加速し、たとえウソであったとしても実現せざるを得ない状況になったことは、むしろ喜ぶべきことなのかもしれない。

港湾の出口の水中にシルトフェンスがあることがその「制御」の根拠のようだけれど、それはあやしい。しかし、この表を見ると。。。

日経記事より

全体的には、そんなに無茶なことを言っているようにも見えない。

消費税は公約と思ってないけど、「東京は安全だ」は明らかに公約と思う。やらねば。

ただ、希釈したトリチウムを流すとなった時、シルトフェンスはむしろ邪魔になるんじゃないか?

だってトリチウムは意図的に海に流して希釈するのが目的なのに。その時はどうするのか?注意深く見ていく必要があると思う。

琴線探査: 日経のトリチウムの解説記事が素晴らしい。「国民がフェアな見方をできるように」という気合を感じる。