2013年4月5日金曜日

「modern.IE」があればもうサイト検証のためだけにWindowsを買う必要は無くなったのか?Win8のVMをMacのVMWareに入れて検証してみた

「modern.IE」というMSのサイトがある。このサイトの目的は、様々なIEのバージョンでサイトを検証する時に役立つツール類を提供することだそうだ。

その中に、Win8を含むXP以降のWindows OSのVMを無料でダウンロードできる場所がある。

Internet Explorer の検証がより簡単に | modern.IE

つまり、もうサイト検証のためだけにWindows OSを買ったりインストールしたりする必要は無いってことか?早速Win8のVMをMacのVMWareに入れて検証してみよう。


ダウンロードしたVMファイルの解凍の方法

VMは3つのファイルに分けてダウンロードできるのだけど、このファイルの結合というか、解凍に戸惑った。

ひとつのファイルは「SFX」という拡張子で、あとの2つは「RAR」なのだけれど、Macの標準ではどちらのファイルをダブルクリックしても解凍できない。

そこで、いくつかRARファイルを解凍できそうなソフトをAppStoreからインストールして解凍しようとしたが、これもダメ。

困ったなと思ってG先生に聞いてみると、すでにこの問題を解決している方がいらしたようだ。

modern.IE(Win8 IE10)をVirtualBoxにいれてみた。 | SEOアシスト

「SFX」はself extractの略だろうなとは思っていたけれど、まさかターミナルで解凍しなければならなかったとは!その時のログはこんな風。


SFXのファイルに実行権限を与えてやるところがポイントだ。もう少し何とかならなかったもんですかね。


VMの起動には最新のVMWareが必要

解凍するとおなじみのvmwarevmファイルができるので、これをVMWareで「開く」して起動してみる。

ここでひとつ注意が必要なのは、このVMは最新のVMWareでなければ開けないということだ。

VMはすでにインストール済みなのですぐに起動した。おー


初回起動時には、普通のインストール画面とは少々違う画面が出ていた。



日本語は表示できるのか?

できましたね。このブラウザはデスクトップのではなく、モダーンの方。



デスクトップ版のIE10も使えるのか?

使えましたね。Flashも動作した。


ところで、デスクトップの右下の方にデバッグっぽい文字が表示されていた。

なんだか「Windows License is expired」と書いてあるので、今後もまともに動くのかちょっと心配ではある。しかし、すでにexpiredなのに動いていることを考えると、もうずっとexpireしない、とも言えるかもしれないけれど(^^);



日本語は入力できるのか?

結論から言うと、できる。


しかし、デフォルトは英語入力のみなので、日本語入力を追加してやる必要がある。

まずマウスを右上はしの方に持っていって例の帯を出し「settings」へ行く。ウインドウ化されているVMだとこの操作は少々難しい。出しづらい場合は、VMWareをフルスクリーンにすると出しやすくなる。


そして「control panel」からの・・・


「language」からの・・・


「Add a language」からの・・・


「日本語」を選択してからの「add」。


ふう。。。長い。長すぎる。激おこぷんぷん丸のレベル。

デスクトップの右下の方にあるIME切り替えをクリックすると、このように日本語IMEが追加されていることがわかる。


これで普通に日本語入力すればよいのだけれど、キーボードが英語キーボード配列になっているので注意が必要だ。

元から英語キー配列を使っている人は問題無いだろうけれど、自分のはJISなので・・・ただ、さらに設定を行えばJIS配列にすることもできるかもしれない。


他のブラウザをインストールすることはできるか?

できる。試しにChromeを入れてみた。特に問題なし。Firefoxなど、他のブラウザも恐らく問題なくインストールできるだろう。



普通にOSとして使えるか?

ここまで何でもできると、当然こういった疑問が湧いてくる。しかし、残念。使えない。


初期のログインユーザーは「IEUser」なんだけど、ログアウトするとすぐ自動的に「IEUser」でログインしなおしてしまう。

ユーザーを追加することはできた。しかし、そのユーザーにスイッチしようとすると、やはり「IEUser」でログインしなおしていた。

これではまともには使えないだろう。いや、これで十分という人もいるかも知れないけれど、どうだろう?


結論

「modern.IE」があればもうサイト検証のためだけにWindowsを買う必要は無くなったのか?だけど、多分無くなったと思う。

「多分」というのは、実際の検証に長く使ったわけではないので、どんな制限が出てくるかわからないから。

例えば、ライセンスの問題でいつまでまともに動くのか?とか。こういった情報もある。

Making Internet Explorer Testing Easier with new IE VMs - Rey Bango


Time Limits on the VMs

All of the VMs have a time limit before the images will become either limited or unusable. Here’s what they are:

IE7 – IE10: 90 days of total time from the moment you first use the VM. Basically it’s 30 days usage with two 30-day rearms.
To rearm, go into a command prompt and type in “slmgr –rearm“
IE6 on WinXP: Will expire 90 days from the time we upload it to modern.IE. There’s no rearm it but we’ll keep this refreshed when the 90 day kill date nears.
At the end of the 90 days, here’s what will happen:

IE7 – IE10: You’ll be able to use the VM for an hour before it shuts down
IE6/WinXP: You’ll be prompted for an activation key with no way to get past it

「IE7-IE10では使用時間がVMを起動してから90日経つと1時間しか起動しなくなる」とか(これ、すでにそうなってるかも。起動しっぱなしのつもりだったのに勝手にシャットダウンしてた・・・)

「IE6 on WinXPはmodern.IEにアップされてから90日でアクティベーションキーを要求されるようになるが、この90日制限を更新して延長するつもりだ」とか

いまいちよくわからない話になっている。

とにかく、まだWin8を買っていない人はまずこれで試して、問題が出たら買うのを検討してもいいだろうし、問題が出なければ買わないままでもいいだろう。

自分?これを知らず、少し前に買っちゃった(ノ∀`)