オスプレイ配備を拒否したくても日本には法的権限がない

日経12.07.24朝 オスプレイ配備なぜこじれる 拒めぬ首相 引けぬ米国

・・・なぜ、もっと強気に米側に出られないのか。まず、オスプレイ配備を拒んだり、遅らせたりしたくても、日本には法的な権限がないのが現実だ。日米安全保障条約によると、米軍は「重要な装備」を変更するとき、日本と事前に協議しなければならない。「だが、これは核兵器や中距離ミサイルの持ち込みなどが対象で、オスプレイは含まれていない」(日米外交筋)それでも日本は米国に政治的な配慮は迫れるはずだ。・・・米側はなぜ、10月の配備にこだわるのか。・・・特に、重視しているのが、中国軍の増強を睨んだ対策だ。・・・もっと大きいのは、海兵隊の後継機としては、オスプレイだけしか選択肢がないことだ。・・・CH46は40年以上も使っており、寿命に近い・・・オスプレイの能力を生かしながら、安全を確保する。この連立方程式を解くには、周りに住宅が密集する普天間基地の移設が、最低の条件になる。(編集委員 秋田裕之)

「オスプレイ配備を拒んだり、遅らせたりしたくても、日本には法的な権限がないのが現実」

そうじゃないかと思っていたけど、やはりそうか。残念ながら、現状では日本ができることは「お願い」しかない。

10月配備にこだわるのは、10月に中国が習近平政権に変わる可能性が高いことを睨んでのことだろう。

尖閣諸島の実効支配を強化するなら今しかない:日経ビジネスオンライン

・・・今年秋の党大会というのは、胡錦濤政権から習近平政権に変わる重要な政治イベント・・・党大会自体は10月末日前に必ず開き延期はされないもよう・・・

普天間基地の移設か・・・移設されれば確かに今よりはマシになるのだろうけれど、難しいだろうと思う。一体どうなってしまうのか。

そもそも、やはり日本が自前で自国を守れないことが問題なんだな。

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