2011年11月10日木曜日

「Flashで開発し続けるかどうか」は、ますますFB4.6のデキ次第となった

デバイス向け Flash Player 開発中止の発表 - akihiro kamijo

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・PC 環境に対しては従来通り Flash Player の開発を継続する
・デバイス環境に対しては AIR のみ開発を継続する
・Flash Player が新しいデバイス用の OS に対応するのは Flash Player 11.1 が最後。ただし、既存の環境に対するサポートは継続
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HTML5 への投資を一層強化するとのこと・・・Flash Playe 11.1 が Android 4 に対応するのであれば、直ぐに世界が変わるという話ではないでしょうし、デスクトップ環境はまだまだ HTML5 の利用が難しい状況・・・

そうか。FlashがiOSに載る日は、もう永遠に来ないのだな。

Adobeのリリースのページのコメントでは混乱や落胆らしきものが散見される。

Flash to Focus on PC Browsing and Mobile Apps; Adobe to More Aggressively Contribute to HTML5 (Adobe Featured Blogs)


恐らくこれで、これまで通りの意味でのFlashプラットフォームは徐々に衰退していくだろう。FP11.1まで開発するそうだから、FPの普及スピードを考えると少なくとも向こう1〜2年は現状維持だろうけど、4〜5年スパンでは全く形が変わって事実上消えている可能性がある。

今後はFlashを使ったメニューUIやオープニングムービーや映画の宣伝なんかは全てHTML5で作るようにしないといけないね。でなければ、これからメインストリームになっていくモバイルの世界を捨てることになる。

PC向けはFlashでモバイル向けはHTML5?それは開発コストが高すぎる。やっぱりHTML5に移行すべきだ。

PCではまだHTML5は厳しい?世界のためにHTML5をまともに表示できないブラウザに死んでもらうべきだ。もしくは「PCは捨てる」という決断も必要なのかもしれない。

SWFはPCやモバイルデバイスで動かすための中間フォーマットになって、それそのものとしては、もうあまり重要ではなくなるのかもしれない。

Flexはどうなる?高度な処理を必要とするアプリではまだ必要とされるかもしれないけど、それも限定的だろう。HTML5で代替できるところから早めにリプレースするべきだ。

高度なアプリはブラウザ内で動かすのではなく、再びネイティブに。単純なアプリはHTML5に。そういうことだろう。

RIAという観点からすると、HTML5が様々な意味で完璧にFlashに追いつくまでは、一時的に停滞するのかもしれない。


中島聡氏はこうおっしゃる。

Flashの終焉と、HTML5時代に向けたアーキテクチャと - Life is beautiful - BLOGOS(ブロゴス)

・・・パソコン向けのプラグインと、ネーティブ・アプリ向けにはまだ開発を続けるとは言っているが、モバイルブラウザーの重要さを考えれば、今からFlashコンテンツをブラウザー向けに開発する開発者はもういないだろう。・・・

それはどうだろう。世の中そうすぐには変わらない。しかし、先を見越してそうすべきではあると思う。


Steveの哄笑が聞こえる–Adobeがモバイルデバイス用のFlashを断念

・・・モバイルデバイス上のFlashの今後の力点は、Flashデベロッパが、すべての主要なアプリストア向けのネイティブアプリに、Adobe AIRをパッケージできるようにすることに置かれる・・・モバイルFlashはもうすぐ出る、もうじき完成する、と言い続けていたのだから、これはおかしい。やっと2010年6月にAndroid用が出たが、完成にはほど遠かった。もっとあっさり言えば、ひでぇものだった。・・・Steveが、天国で大笑いしている声が、聞こえる。

Siegler(^^);

FB4.6のリリースが近いこの時期にAdobeがこんな発表をするということは、FB4.6、AIRのデキに相当な自信があるのかもしれない。デバイスのブラウザでSWFが動くことを諦めても、AIRを使ってネイティブとして動くので問題ない、と。それはそれで期待したいね。

しかし、もしFB4.6が期待通りのモノでなかったら・・・その時はまた、今後もFlashプラットフォームで開発し続けるかどうかを考えないといけないわ。

しかしなぁ・・・AdobeもFB4.6を出した後で「AIRがあるから大丈夫だね」となってからアナウンスすればいいのにねぇ・・・