2011年11月11日金曜日

モバイルでのFlash Playerの敗退はAppStoreやAndroid Marketが1つの原因

Adobeはなぜ失敗したか, Flash-Playerの敗退は歴史の必然だった - Tech Crunch Japan

・・・Adobeはモバイルブラウザ用のFlash-Playerの開発を中断した。これは、モバイルインターネットの歴史における、とても重要な瞬間だ。1997年から今日まで、Flash-PlayerはWebの重要な部分だった。・・・Flash-Playerは、モバイルWebという市場への参入に失敗した。なぜ、そうなったのか?・・・疑問への答は、Flash-Playerの歴史そのものにある。・・・答は、後方互換性だ。Adobeにとって、歴史が重荷だ。・・・Flash-Playerプラグインの終わりは、歴史の必然・・・

FPの失敗は後方互換性を維持しすぎたからだろうか?それもあるかもしれない。

ただ、それならなぜAdobeは、区切りをつけて新しいFlashを作らなかったのだろうか。消滅するよりはその方がマシのような気がするけれど。

もし後方互換性が問題ならば、もう9以前のバージョンなど捨ててもらって構わない。必要なら10レベルでさえも捨ててもらって構わない。ブラウザ間の差異を吸収してくれるのならば。あのHTMLやCSSと格闘する痛みから開放してくれるのならば。

しかし、そうはならなかった。WEBアプリ開発者には、再びHTMLやCSSと格闘する日々が訪れるのだろう。となると、もはやWEBアプリを開発する気はなくなる。あんな非生産的なことは二度とやりたくないから。なら、もうネイティブアプリだけを作ればいいじゃないか。

昔はアプリのダウンロードもインストールも面倒だった。これがWEBアプリのひとつのアドバンテージでもあった。けど、今やiOSにはAppStoreがあり、AndroidにはAndroid Marketがあり、MacにもAppStoreがあり、Windowsも将来はそうなるらしい。つまり、もはやアプリのダウンロードもインストールも敷居が低くなり、相対的にWEBアプリのアドバンテージも低くなったのだ。

以前はモバイルでも、またいつかWEBアプリの時代が来るのではないか?と考えていたけれど、これに気が付いてからはもう来ないと思うようになった。

やっぱり、モバイルはこれからもネイティブアプリだ。モバイルでのFP消滅は、要するにそういうことなのだ。高度なアプリはネイティブで。アニメーションだけならHTML5で。そういうことだと思う。

こう考えると、今回のことはAdobeやFPの失敗というより、時代の要請なんだと思う。つまり、歴史の必然。この点では筆者と同意見だ。

FB4.6やAIRには期待したい。しかし、急がば回れの原則に従えば、期待しないでネイティブで開発すべきなのかもしれない。アプリにもよるだろうけど、最高のUXを実現するためには、やはりネイティブがベストなわけだし。