2011年10月22日土曜日

結局、人は論理ではなく情熱に動かされるのだ。つまり「感動」だ。 | 受け入れられる投資家へのプレゼンとは - Tech Crunch Japan

シリコンバレーで起業した日本人が語るスタートアップガイド――受け入れられる投資家へのプレゼンとは - Tech Crunch Japan

・・・シリコンバレーでAppGroovesを起業した柴田尚樹・・・素晴らしいサービスやチームを持っていても、相手が期待する形で伝えていないため、せっかくの良さが伝わる前に門前払いされている・・・

1. どういった問題を解決しようとしているのか
2. どういった解決策(サービス)なのか
3. 現時点でどの程度ユーザーがいるのか(増加率はどの程度か)
4. 創業チームは誰なのか
5. 今後どのような計画か
・・・・これ以外のことはすべてAppendix(付録)で十分・・・上述の5つ(1. Problem 2. Solution 3. Traction 4. Team 5. Future)・・・

「30秒バージョン」は文字通りエレベーターピッチ用・・・
「1分バージョン」はパーティーなどではじめて会う人に使うためのもの・・・
「3分バージョン」は、事前にアポを取ってカフェやオフィスで投資家に会う時・・・
お互い時間が無駄なので、要点だけを3分にまとめる方がずっと効率的・・・

「Problem, NOT solution.」というのは、解決策(サービス)よりも、自分が何を解決しようとしているかの方がずっと重要だよ、ということ・・・「ストーリーを語れ、感情的に相手を納得させろ」・・・5つの要素で一番大事なのは何かと聞かれたら、間違いなく1. Problemです。何を解決しようとしているサービスなのか、なぜそれを始めようと思ったのか、ということです。・・・

Y CombinatorのPaul Graham・・・Paul「これは、研究の事業化なんだね。こりゃダメだ。・・・「本当に誰かが困っている問題を解決しているんだ」というストーリーが無いと、この例のようにサービスの説明をする前に話が終わってしまう・・・重要なのは、起業家が解決しようとしている問題なんだ・・・

「Customer, NOT technology」というのは、技術の素晴らしさを語るのではなく、顧客にどういった価値を提供できるのかを説明しなさい、という意味・・・

「UX, NOT code」というのは、顧客に見えないコードではなく、顧客に見えるユーザーエクスペリエンスを重視しなさい、という意味・・・

「Distribution, NOT PR」というのは、少し分かりにくいですが、PRのことばかり言わないで、実際にどのように顧客を獲得していくのかを語りなさい、ということ・・・

「Acq cost, NOT revenue projections」というのは、創業直後の売上計画なんてどうせ分からないんだから、それなら顧客獲得コストを述べなさい、という意味・・・

プレゼンテーションに関する本で1つおすすめを挙げるとすれば「スティーブ・ジョブズ驚異のプレゼン 人々を惹きつける18の法則」(Amazon, 楽天)を挙げさせていただきます。単なるHow Toだけでなく、その背景にある思想まで説明してある良書です・・・

こりゃあ・・・これまでで最も引用が多い記事ではないか? つーか、本文を読むべきだ。(^^);

話はキャピタルにプレゼンする時のコツの話なわけだけど、この話は別にそういう場合に限らないと思う。

キャピタルも、ユーザーも、時間が無い。忙しいのだ。だから、どれだけ手短に、効率的に自分が作っているサービスを相手に伝えられるかということが重要になる。

特に、「Problem, NOT solution.」は忘れてはならないと思う。「自分が何を解決しようとしているのか」これはある意味でパッション、情熱だ。

結局、キャピタルもユーザーも、論理ではなく情熱に動かされるのだ。「感動」だ。ジョブズを見るがいい。まさに典型だ。

つまり、「もっと熱くなれ!」そう言っているのだと思う。