2011年9月11日日曜日

「暫定基準値」はやっぱり海外の基準値から突出してるのね | 「暫定基準値」以下なら安全か? - 武田邦彦 (中部大学)

「暫定基準値」以下なら安全か? - 武田邦彦 (中部大学) - BLOGOS(ブロゴス)

日本には食品の放射線汚染に関する「基準値」がなく、福島事故直後に決まった「暫定基準値」だけしかありません・・・日本の法律では1年1ミリシーベルトと決まっている・・・水の基準値は・・・ドイツの1000倍、WHOの50倍が日本の暫定基準です・・・野菜の基準値・・・やはり日本が突出・・・それではなぜ、このように高い暫定基準値が定められているのでしょうか?・・・水や食材の汚染を「健康を考えて設定する」と「国民が水や野菜をとれなくなる」ということになるので、健康のことを考えず、供給能力(除染もせず、輸入努力もしない)から決めた方がよい・・・現在の日本の食材、水に関する暫定基準値は日本の法律に定められた1年1ミリシーベルトと無関係な恣意的な数値であり、健康を守る数値とは関係がない。従って、暫定基準値を下回っているからと言って安全ではない。・・・

どうやら、今の日本の暫定基準値は国際的に突出しているようだ。

日本よりも厳しい海外の基準値であっても、それで安全なのかどうかは定かでない。ただ、日本の暫定基準値は海外に比べて相当リスクが高いことはわかる。

しかし、もし暫定基準値を設けなければ、日本の多くの水や食料を摂れなくなる可能性がある。そりゃあマズイだろうということなのだろう。

要するに「暫定基準値」以下なら安全・安心ではないし、海外の厳しい基準値でも安全・安心ではない。科学的には誰も「ここまでなら安全だ」と言い切れない。その現実を各国の基準値のバラつきが示していると思う。

しかし日本では、とにかく法律で年1ミリシーベルトと決まっているようなので、これ以下を「科学的に」ではなく「政治的に」安全とみなす他ない。

暫定基準値は良く言えば超法規的措置。悪く言えば法律違反だ。本当は法改正されなければならないと思うけれど、そう簡単にはされないだろう。だって、本当は上げたくなかったのだから。結局、暫定基準値はきっと長く続く。数年か、数十年か・・・

とにかく、可能な限り被曝量を下げることしかない。

そのためには、国民自身が自衛できるように、水や食料の検査と表示が必要になると思う。またこれは、風評被害を断つ唯一の方法だとも思う。

しっかし、いちいち食料に「放射性物質検査済み」とかいう表示をしなければならないなんて、日本は何ちゅう国になっちまったんだ・・・まったく。