2011年9月2日金曜日

宝島社のマッカーサー写真バックの日経2面広告「いい国作ろう、何度でも。」の真意を読む - 日経

日経11.09.02朝

日経より
これは宝島社の日経の2面広告だ。ネット上でも話題になっているようだ。

宝島社のこういった広告を見るのは今回が初めてではない。

琴線探査: 宝島社の2面広告 「女性だけ、新しい種へ。」

アジりというか、釣りというか、バズというか・・・とにかく、宝島社は「ひっかかる」広告を好む企業のようだ。

たとえそれがわかっていても、やっぱりその戦略に乗らざるを得なくなるように仕向けられているところが、広告として成功していると言わざるを得ない。OK, YOU WIN。ここは素直に乗ろうじゃないか。

朝、初めて見たときは「何だコリャ?」と思っていた。しかしその後、佐藤守氏のこの記事で、なぜマッカーサーの写真が使われているのかがわかった。

66年目の降伏調印の日 - 軍事評論家=佐藤守のブログ日記 - BLOGOS(ブロゴス)

つまり、66年前の9月2日は、マッカーサーが同席する中、当時の重光葵外務大臣が、つまり日本が降伏文書に署名した日なのだ。

しかしそれでも、なぜコピーが「いい国作ろう、何度でも。」なのか、それだけではわからなかった。

重光葵のwikiを見ると、こうある。

・・・重光はこれを「不名誉の終着点ではなく、再生の出発点である」ととらえ[3]、その時の心境を「願くは 御國の末の 栄え行き 我が名さけすむ 人の多きを」と詠んでいる。・・・

なるほど。重光元外務大臣はこの日を日本再生の出発点と捉えていたのだ。だからこのコピー。

なら、宝島社が3.11震災直近の9月2日の今日、そして野田新首相就任および新内閣の発足の9月2日の今日にこの2面広告を打つ真意は?

恐らく、「宝島社は日本の再生・復活・発展へ向けて、自らの果たすべき役割を果たしていきます」というメッセージなのだろう。

前回の広告はネガティブに捉えていたが、今回の広告はポジティブに捉えた。

少なくとも、9月2日が降伏文書に署名した日だったのだということを知らせてくれたことには感謝したい。

こんな映像も残っているのね。




追記:宝島社自身が広告のネタ明かしをしてしまっているようだ。こういうのはナゾにしておいた方がいいのに。いただけないな。物議を醸すことがわかっているので、早めに自ら真意を語って火消しか?先に見ておけばよかったorz

宝島社 企業広告 2011年

敗戦や災害など、これまで幾度となく苦境に直面してきた日本。
日本人はそのつど、不屈の精神と協調性を武器に国を建て直してきた歴史があります。
世界のどこを見ても、これほどしぶとく、強い生命力を秘めた国民は存在しないのではないか。
そんな気さえするのです。
「いい国つくろう、何度でも。」
この投げかけを通じて、
日本人が本来持っている力を呼び覚ましてみたいと考えました。