2011年7月14日木曜日

AppStore価格改定。ユーザーにとっては朗報でも開発者にとっては殺生な話だ。 | アップル、App Storeの全アプリを約30%値下げする価格改定を実施〜為替レートを反映 - Touch Lab

アップル、App Storeの全アプリを約30%値下げする価格改定を実施〜為替レートを反映 - Touch Lab - タッチ ラボ

・・・アップルが、App Storeの全有料アプリを対象とした価格改定を実施・・・平均すると約30%程度の値下げ・・・
¥115 → ¥85
¥230 → ¥170
¥350 → ¥250
・・・販売額の70%を受け取る開発者にとっては、売り上げの減少に直結・・・アプリがより購入しやすい価格になったことは、ユーザーとってはとりあえずは朗報・・・


いやぁ、これはユーザーにとっては朗報だとしても開発者にとっては殺生な話だ。

まず前提として、AppStoreでの価格設定は「Price Tier」という価格帯のようなものが決まっていて、開発者が勝手に、例えば50円などといった値段をつけることは出来ない。

230円価格帯のアプリの売上減少を避けるために350円価格帯に変更すると、ユーザーにとっては20円の小幅値上げになる。一方、115円価格帯のアプリの売上減少を避けるために230円価格帯に変更すると、ユーザーにとっては55円の大幅値上げになる。

はたして、このような大幅値上げはユーザーに許容されるだろうか。そうは思えない。ユーザーにとっては3割の値下げになるので、販売数の増加による売上減少の相殺も考えられるけれど・・・どうだろう。かなり難しいのじゃないかと思う。

こういう状況が起きることは分かり切っているいるわけで、通貨ごとに価格を設定できるようにするとか、もう少し価格設定に柔軟性を持たせるべきではないだろうか。

こういった開発者への配慮の無いAppleの殿様ぶりは、もういい加減に目に余るようになってきた。これでは開発者がいなくなりかねない。いや、むしろ開発者がいすぎるので、そうしたいのか?

しかしそうなれば、ユーザーとしても長い目で見てメリットばかりとは言えないだろう。もちろん、iOSプラットフォームやAppleの未来にとっても。