2011年6月20日月曜日

日本のIGCC(石炭ガス化複合発電)すばらしいね | 次世代火力、CO2を削減 - 日経

日経11.06.19朝
・・・世界の電力会社が石炭ガス化複合発電に注目・・・IGCCは石炭をガスにしてガスタービンを回す一方、排熱でできた蒸気で蒸気タービンも動かす複合発電方式・・・従来の石炭火力よりも・・・発電効率は2割ほど高い・・・CO2排出量も2割ほど減り石油並に良い・・・石炭は現在の消費量で供給可能な年数が122年。天然ガスの約60年、石油の42年よりも長い・・・発電効率42%といった開発目標を達成・・・火力発電の2割増みられる建設費・・・発電効率は今、日本が最も高く、欧米を逆転した・・・日本のIGCCは様々な種類の石炭を使える・・・古い石炭火力の更新計画が多い米国や中国などがターゲット・・・二酸化炭素・・・排出が・・・石油並に減るが、天然ガスには及ばない・・・CO2排出の削減義務がない中国などに日本のIGCCの技術を導入すれば、日本のCO2を削減したとみなされる。

IGCCは燃料を石炭とするコンバインドサイクル発電らしい。

引用が多いのでまとめてみると、

メリット

・従来石炭火力より発電効率2割増
・従来石炭火力よりCO2排出2割減
・石炭はあと122年もつ
・発電効率で日本は世界トップ
・様々な種類の石炭を使える
・中国などに技術供与すれば日本のCO2削減となる

デメリット

・天然ガスほどのCO2排出量にはならない
・建設費が火力発電の2割増

すばらしいじゃないか。CO2排出量が天然ガス程度にならないのは仕方ないとしても、建設費の方は工夫次第で低くできるかもしれない。そうすると、かなりメリットが多い。IGCCも有力な発電手段と思う。

しかし、ターゲットが石炭火力の更新を計画している中国などらしい。確かに、日本にそんなに大量の石炭があるとは聞いたことないからなぁ。日本でも動かすとすれば、やはり輸入ということになるのだろう。そうなると、コスト的にまだまだ割に合わないということなのかもしれない。

ただ、CO2排出削減義務がない中国に技術供与すれば、日本がCO2を削減したとみなされるというところは大きいと思う。日本の発電手段というより、日本のCO2削減量達成のための手段のひとつとみるべきなのだろうか。

しかし、天然ガスがあと約60年、石油は42年しかもたないというのは、世界的にもエネルギー政策が緊急の課題であることを改めて感じる。石油なんてあと42年しかもたないわけで。こんなのすぐに来るぞ。

ところで、日本に相当埋蔵量があるというメタンハイドレートを使ったコンバインドサイクルはどうなんでしょう?