2011年6月28日火曜日

ヒマワリ君はセシウム好き!しかし、人類が原子力に手を出すのは早すぎたなと | 土壌汚染の浄化にヒマワリ?高効率で放射性物質除去 - 日経

日経11.06.26朝
・・・農地から放射性物質を取り除く手段の一つとして、ヒマワリなどの植物を利用する試みが広がっている。農林水産省と福島県は5月28日から実証試験に着手・・・放射性セシウムは、植物の成長に欠かせないカリウムとと同じアルカリ金属に属し、性質が似ている。このためカリウムと間違って根から吸う。・・・タチスベリヒユ、ヒマワリ、アマランサスが、他の植物より単位面積当たりのセシウムを除去する能力が高かった・・・課題は放射性物質を吸収した植物の処分・・・農水省は植物だけでなく吸着剤による除染や、土壌の表層部をはぎ取る方法なども試験しており、これらの方法を組み合わせて土壌汚染地域の浄化を進める計画だ。(編集委員 西山彰彦)

ヒマワリが放射性物質を除去するというウワサは聞いたことあるけど、マジだったらしい。

その原理は、カリウム好きのヒマワリ君がカリウムに似たセシウムを間違えて根っこから吸収するというもの。ちとかわいそうだけど。

ただ、そのヒマワリ君も単なるフィルターにすぎない。放射性物質を分解してくれるわけではないので、そのたっぷり放射性物質を吸収したヒマワリ君を最終的にどう処分するかというのが問題になる。

これを聞くと、やっぱり人類が原子力に手を出すのは早すぎたなと思う。放射線にさらされた場合の有効な防御や治療、最終的に放射性物質を分解したり無効化する技術もないから。

ただ、これからも原子力を制御する技術は研究するべきと思う。いつかは人類が原子力を制御できるようになるかもしれないから。

これこそBC時代から続く人類と自然の戦い。科学は自然と戦うための剣。そして、部分的にではあるけれども人類はこの戦いに勝利してきた。その戦いを諦めてはいけない。