2011年5月3日火曜日

ソニーよ。ビジネスマンの基本「ほう・れん・そう」はどうした?日本が世界的に信頼を失ったじゃないか。そもそも本当に悪いのはクラッカーだろうに・・・ | 個人情報ソニー最大7700万人流出 - 日経

日経11.04.27夕
・・・ハッカーが侵入・・・「プレイステーション・ネットワーク(PSN)」と「Quriocity(キュリオシティー)」。過去最大規模の個人情報流出につながる可能性があり、ソニーの経営戦略にも影響を与えそう・・・会員が登録したクレジットカード番号については、「現時点で流出した証拠はない」としながらも、「可能性は排除できない」・・・

ひとつの問題は、これが日本国内だけでなく、世界中だということだ。海外のネットニュースでも散々取り上げられていた。

震災による日本からのサプライチェーンの不安、日本政府の情報隠蔽体質とともに、またひとつ、世界の日本に対する不安要因をつくってしまった。ソニーも大変だろうけれど、これはもはやソニーのみならず、日本全体の問題にもなってしまったと思う。

しかし、幸いにもクレジットカード番号は暗号化されていたらしい。そして、セキュリティーコードは記録していなかったらしい。そのおかげですぐに被害は出ていないようだ。基本的なセキュリティーを万全にしていても、最後の砦としてのデータの暗号化がどれだけ重要かということを痛感した。

もうひとつの問題は、システムへの不正侵入があったことを1週間近くも発表しなかったことだ。データの分析がどうとか言っているようだけれど、いかにも日本人らしい。

新入社員にも研修で教えるだろうビジネスマンの基本「ほう・れん・そう」(報告・連絡・相談)はどうした?分析とかする前に、まずは報告・連絡をすべきだったのだ。分析結果はその後でいい。

いかなる重大な問題が起ころうとも、そういった行動をする人間や組織は信頼できる。そもそも、ソニーだって好き好んで情報を流出させたわけではない。本当に悪いのは、ハッカー、いやクラッカーだ。

それなのに、ソニーは報告・連絡を迅速に行わなかったため、ビジネスマンとして一番大事な信頼を世界的に失った。これは震災対応に関する日本政府の動きと重なる。

悪いニュースは隠すな。常に「ほう・れん・そう」だ。改めてそう思った。