「指導者たるもの、どのような危機に際しても泰然自若とすべし」古今東西を問わず、やはりリーダーの原則だと思った | 私の履歴書 ジョージ・W・ブッシュ 1 戦時指導者のはじまり - 日経

日経11.04.01朝
・・・危機を悟った最中に探し求めたのは「静けさだった」。2001年9月11日。・・・「指導者たるもの、どのような危機に際しても泰然自若とすべし」・・・リーダーが過剰に反応すれば、即座に国民にも伝播する。・・・・この国家的危機に際して、すぐにでも陣頭指揮を執りたい。だが、こうした異常事態において、米国のシステムはあらゆる危機から大統領を守る方向に作動する。・・・

日経では「私の履歴書」という連載がある。約一月にわたっての連載だ。

前回は建築家の安藤忠雄氏の連載だったが、今回は前アメリカ大統領、ジョージ・W・ブッシュ氏だ。

まず、日本の一新聞にこれほど長くにわたって前アメリカ大統領が連載を承諾したということに驚いた。

日本とアメリカは同盟国なのだなぁと感じた。今回の震災においても世界中の様々な国々が多くの協力をしてくれたが、やはり最も協力してくれたのは、他ならぬアメリカだろう。そりゃアメリカだって色々な思惑があって協力しているに違いない。それはアメリカの国益なのだから仕方ないが、やはり大変ありがたいじゃないか。

震災の前は、「有事の際に本当にアメリカは助けてくれるのか?」と考えていた。しかし、それは間違いだった。やっぱり、助けてくれるのだ。全力で。アメリカはなんだかんだいっても、いまだに世界一の大国だと思う。そんな国が全力で助けてくれるのだ。これほど心強いことはない。

ブッシュ前大統領については、自分は色々考えがある。しかし、とにかくあれだけの大国の大統領であったことは事実だ。大国のリーダーとして務めた方の、リーダーシップに関する話は大変な重みがある。

そのブッシュ前大統領も「指導者たるもの、どのような危機に際しても泰然自若とすべし」とおっしゃる。やはり、これは古今東西同じなのだろうと思った。そして一番求めたのは「静けさ」だった、と。つまり、常に冷静であることが最も重要だということだ。

言うのは簡単だけれど、現実に行なうのは非常に難しい。しかし、自分も常に心がけたい。

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