2011年4月9日土曜日

キングカズがめずらしくネガティブに。しかし最後には「全力で、必死に、真剣に」と誓う。涙が出てきた。 | サッカー人として 三浦知良 生きるための明るさを - 日経

日経11.03.25朝
・・・「今のオレ、価値がないよな」。試合がなくなり、見に来る観客がいなければ、僕の存在意義もない。・・・サッカーをやっている場合じゃないよなと思う。震災の悲惨な現実を前にすると、サッカーが「なくてもいいもの」に見みえる。・・僕はサッカーが娯楽を超えた存在だと信じる。・・・「あった方がいいもの」だと。・・・そうした人々にサッカーで力を与えられるとは思えない。・・・サッカー人として何ができるだろう。・・・暗さではなく明るさを。29日、Jリーグ選抜の僕らは皆さんに負けぬよう、全力で、必死に、真剣にプレーすることを誓う。・・・

日経には度々キングカズの記事が載る。これまでも何度かこのブログで書いてきたが、こんなネガティブなキングカズは初めてだ。

震災以後、自分もキングカズと同じく「ソフトなんて作っている自分など価値ないよな」と思ったことがあった。業種を問わず、きっと同じように感じた人は多かったのじゃないかと思う。

いや、でもそんなことないはずだ。自分だって税金を払って、僅かながらも経済活動の一端を担う日本人のひとりなのだから。それぞれが、それぞれしかできないことを普段どおりやることが重要なんだと自分に言い聞かせた。

キングカズはその後のチャリティーマッチで見事シュートを決め、日本中の多くの人に生きるための元気と明るさを与えてくれた。キングカズは普段どおり以上のことを成し遂げられたのだ。これがキングのキングたる理由だろう。

「全力で、必死に、真剣に」。涙が出てきた。どんな仕事をしていようと、どんなことがあろうと、これが生きるということなんだと教えてくれた。

キングがネガティブになる必要など露程もありません。サッカーは明らかに「娯楽を超えた存在」だと思います。