「写真はある一瞬の光と時間の化石なのである」。自分が受けたショックは「写真の力」そのものだったのだ | はてなの芸術十選 7 アートディレクター 長澤章生 - 日経

日経10.12.23朝
・・・プードルももはやアクセサリーと化している・・・つまりこの写真は2006年にしか撮れない写真・・・10年20年後、いや100年後の人々にとっては・・・非常に貴重な100年前の風俗資料となるに違いない・・・プロアマを問わず、誰が何を撮影しようが意味のない写真などあり得なくなる・・・写真はある一瞬の光と時間の化石なのである・・・

吉永マサユキ「Goth-Loli 3466」
日経記事より
今回のお題は吉永マサユキ氏の写真「Goth-Loli 3466」だ。

確かに長澤氏がおっしゃるように、誰が何を撮影しようと意味のない写真などないなと実感する事がつい先日あった。

厚木市のシティープラザの2階のテレビに、相当昔の本厚木駅周辺の写真が映っていたのだ。「ええー?鉄橋がない!」とか「一番街はドブ川が流れていたのか!」とか、一枚一枚が衝撃だった。

しかし、その写真の数々は別にプロが撮った風でもなく、特に構図を考えて撮った風でもなく、ごく普通のスナップ写真なのである。それがあれだけの衝撃を人に与えるのだということにまたショックを受けた。

まさに「写真は一瞬の光と時間の化石」。この記事を読んで、自分が受けたショックは「写真の力」そのものだったのだ・・・とわかった。

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