これは本気で「運転手」や「運転免許証」が無い世界を想像しておかなければならないだろう | 自律走行プリウス、Googleキャンパス内で目撃(ビデオあり) - Tech Crunch Japan

自律走行プリウス、Googleキャンパス内で目撃(ビデオあり) - Tech Crunch Japan

・・・屋根にマウントされたセンサーのクローズアップ・・・自律走行車は、そう、10年後くらいには実用化されるのではないだろうか。私は興奮して期待している。・・・しかしマウンテンビューの理想主義者がイノベーションにかける熱意には敬意を表さざるをえない。・・・


Google Automated Prius at Google Campus - March 2010 from Van Tucker on Vimeo.


よくよくビデオを見ると、人が2人乗っている。もちろんできるのだろうけれど、見た目には本当に無人で走行できるのかどうかは判断できない。

車の屋根にあるセンサーらしきものはカメラか何かだろうか?先日書いた、全周囲立体モニタのをさらに発展させたようなものかもしれない。

琴線探査: ガンダム的「全周囲立体モニタ」はすでに現実らしい | 機器をカラダで操作するジェスチャ入力に注目してみた (1/2) - @IT MONOist

このぶんだと間違いなく、近い将来実用化されるだろう。自分もRobin Wauters氏と同じく、イノベーター達に敬意を表さざるを得ない。

しかし、この技術が実用化されると、言うまでもなく社会は大きく変わる。

例えば、バス、タクシーという産業は衰退していくことになるだろう。「運転手」という職業が必要なくなるからだ。

それと共に「運転免許証」もなくなるかもしれない。すると自動車教習産業も衰退していくことになるだろう。

車から運転に関わる部品が省かれれば、それらの部品を作っていた工場の仕事もなくなるだろう。

得るものもあれば、失うものもある。

「その時」に備えてどうしておくべきかを、国民も政府も今から考え始めなければならないだろう。


ところで、Googleの敷地は「キャンパス」というのだなぁ。まるで大学だ。Googleというのは要するに学問ではなく営利を目的とする研究室の集まりだと考えれば納得できるけれど。

コメント

  1. ラボ的空気がありますね。私はそういう空気、好きです(^-^)

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