2010年7月17日土曜日

死ぬ時までエコを考えなければいけない時代なのね | コトバの鏡 フリーズドライ葬 - 日経

日経PLUS1 10.07.17
・・・せめて人生の最期くらいは、地球に恩返ししたい私に朗報。「フリーズドライ葬」だ。・・・ご遺体を凍結、粉状にして土に埋める。スウェーデンの女性生物学者が発明・・・液体窒素にご遺体を浸して乾燥凍結させ、つぎに振動を与えて粉状に。デンプン製の骨壷に入れて埋め、その養分で育つ木を植える・・・土葬は衛生上問題があるし、火葬はC02が出る・・・(ライター 福光 恵)

嗚呼。もはや、死ぬ時までエコを考えなければいけない時代なのね。

サイトがあるという話なので、探してみる。確かにあるな。
Promessa Organic – Ecological Burial

さすがに現物写真で説明するわけにもいかないので、イラストで説明されている。福光さんのおっしゃる通りのようだ。
Illustrated description << Promessa Organic – Ecological Burial

記事にある女性生物学者というのは「Susanne Wiigh-Mäsak」さんらしい。
Susanne Wiigh-Mäsak Promessa Organic – Ecological Burial

確かにいいアイデアだと思うのだけど、なんか遺体がゴミか肥料のように扱われているような抵抗感がある。しかしそれなら、土葬や火葬はそうでないのか?と問われれば、そうでもない。

何度か火葬に立ち会ったことがあるけど、火葬の時間は結構長い。そして待った結果、遺体はまさにただの真っ白な灰と化す。すごく熱を持っていた。ということはやはり、相当な火力で焼かなければならないはずで、CO2の排出もばかにならないだろう。火葬場には、毎日こんなに人が亡くなっているのか・・・と思うほど多くの人がいるのだから、その排出量は相当なものだろうと予想できる。

そう考えれば、死ぬ時まで環境に負荷をかけてこれからの人類のお荷物になるより、衛生的かつエコに役立つ方法で埋葬された方がいいのかもしれない。まさに「自然に帰る」という感覚もあるし。

「骨壷」というものがなくなるかもしれないけど、そのかわりに桜の木か何かを植える、と。「〜さんの木」だ。ある意味でこれもモニュメント。そして環境の負荷になるどころか、死んでなお地球環境の改善に役立つわけだ。

うん。悪くないね。