2010年7月10日土曜日

参議院の存在意義を是非知りたいものだ | 国会は参議院と衆議院があるの? - 日経

日経PLUS1 10.07.10
・・・でも参議院には解散がなく任期も6年。急に選挙で大あわてという心配はないわけだ。・・・参議院は選挙区も広くて、それぞれの都道府県が一つの選挙区だ。・・・衆議院の選挙と比べて選挙カーを見かけないのは、そのためね。・・・タレントや知名度の高い人が多く出馬するのも参議院の特徴よ。・・・なんだか参議院って存在感が低くない?・・・それがそうでもない。・・・衆参で第1党が違う「ねじれ国会」になったんだ・・・福田さんや麻生さんは、このねじれにずっと悩まされた・・・明日の選挙で民主党が大敗すると、また衆参でねじれる。3年前の民主党と自民党の立場がそっくり入れ替わるわけさ。

「急に選挙で大あわての心配はない」とおっしゃるけど、じゃあ衆議院は?衆議院は優越の原則があるのに4年はおかしいのじゃなかろうか?

参院選は選挙区が広いために候補者の声を聞くことが少ない。どうやら横浜や川崎など「大票田」呼ばれるような場所でばかり演説をしているようだ。だから誰々を選ぶんだ!という選挙の実感も薄い。そうして選ばれた参議院議員に、衆議院議員に比べてどれだけの意味があるのか?

「ねじれ国会もあるので参議院の存在感は低くない」とおっしゃるけど、これは単に日本の政治の意思決定スピードを停滞させただけではなかろうか。

参議院選挙をするにも参議院を運営するにもカネがかかるのだ。それに加えて政治の意思決定スピードを落とさせてしまうなど、これを日本においてムダだといわずして何というのだろうか。現実に、参院選があるために流れてしまった法案もたくさんあるそうじゃないか。

もし参議院に存在意義があるというのならば、その意義を是非知りたいものだ。

日本は政治をコンパクトかつスリムにして、コストを低く、そしてスピードも速くするべきではないだろうか。そのためには、衆議院議員の定数は減らさずに、参議院こそ廃止すべきではないだろうか。

しかし、そのためには憲法を変えなければならない。日本の政治改革の完成はまだまだ程遠い。