理論じゃなく、愛情が人を育てるのだと教えられる | 「おまえのやることはおもしろいなあ」 アーティスト 石井竜也さん - 日経

日経10.04.30夕
・・・2作目の映画が興行的に失敗して膨大な借金・・・自暴自棄・・・父の「お前の価値はおれが一番よく知っている」との一言・・・「どんなにバカなことを言おうが人に失礼なことは言わない」とか・・・父の教え・・・父は僕のどんな作品を見ても「おまえのやることはいいなあ」「面白いな」と良いところを見つけてほめてくれた。・・・・「四角い絵だけがアートじゃない」と・・・踊ることも、泥の中に1時間つかっているのもアート。理念があって突き進んで、自分がアートだとみなせばアートなんだと。・・・他界した父は家業を継げとは一度も言いませんでした・・・行きたい方向に行けばいい。ただ一定の品性や世界に出ていった時に恥ずかしくない人格を教えていきたい。僕が父に教わったように。(聞き手は中丸亮夫)

石井竜也さんのお父上は、とても素晴らしい人物だったようだ。

自分の行動を、ある理念を元にアートであると言い切るためには、とてつもない自信が必要だ。これは素人が考えても簡単に得られるもんじゃない。

しかし、お父上は無償の愛情をベースとして、とにかくほめて、自信を持たせたかったのだろう。理論や理屈じゃなく、愛情が人を育てるのだと仰っているかのようだ。

その強い愛情が、石井竜也さんにとてつもない自信と力を与えたのだと思う。

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