「iAd」以外のアプリ広告はジャンクに成り下がるだろう(Jobs氏のiAdセクション映像分析) | Apple、モバイル広告プラットホームiAdを発表 - Tech Crunch Japan
Apple、モバイル広告プラットホームiAdを発表 - Tech Crunch Japan
プレゼンビデオの44分くらいからのiAdセクションだけ、とりあえず先に見てみた。
Apple - QuickTime - April 2010 Apple Special Event
Jobs氏iAdプレゼン(00:44:30〜)
前フリ
・ユーザーは無料のアプリを好むが、開発者は金を稼ぐ方法を見つけなければならない。それを助けたい。
・開発者はアプリに広告を入れ始めた。ただエレガントにいって、それらのアプリ内広告はSUCKS(サイテー or クソ)だ。(場内拍手)
・新しいアプリ内広告を導入することで開発者を助け、無料アプリを無料のままでいられるようにする。
・モバイルデバイスではあまり検索しない。アプリを使う。だからアプリ内広告。(Googleが念頭にあると思われる)
・ユーザーは1日にアプリを30分使うが、もしTV CMと同様の頻度で10個の広告が表示されるとすると、モノ凄い広告機会があることがわかる。
・TV CM的な感情に訴える特性とインタラクティブ性を兼ね備えた広告を目指す。
・アプリ内広告をクリックするとブラウザが立ち上がりアプリが中断される。だからユーザーはクリックしない。
・そこで、iAdではアプリ内で表示出来るようにした。
・Appleが広告の販売とホスティングを行う。
・収益の60%をデベロッパーに還元する。
デモ
・アプリ内に表示されている「Toy Story 3」のバナーを使ったデモ
・バナーをクリックすると画面がスライドアップ
・いつでも閉じられるように左上に閉じるボタン
・ところで、HTML5で作ってるけどね(場内拍手)
・キャラクターをタップするとしゃべる
・ビデオピッカーのようなものから選択して再生(HTML5 GIZMO)
・神経衰弱みたいなゲーム
・キャラクター壁紙を選んで保存
・映画館の場所を表示
・ゲームを広告内で購入!
・こんな広告見たことあるかい?(^^);
・NIKEのバナーデモ
・ハデなスプラッシュアニメ
・メニュー表示
・NIKEシューズのデザインの歴史表示
・NIKEiD - iPhoneをシェイクで画像を変える
・NIKEの販売店表示
・ビデオ再生
・Target(?)のバナーデモ
・プロファイルを選んで部屋を作るとオススメ商品を表示
・店舗を地図表示
嗚呼。このプレゼンを聞けばiAd以外のアプリ内広告はジャンクであり、ウザイだけで、しょーもない二流品、三流品に成り下がるだろうとわかる。これならユーザーも開発者も気に入るだろう。プレゼンの最後の最後でiAdのトピックを持ってきたことを考えても目玉だったに違いない。
ネット広告では最強を誇るGoogleも、もはや安泰ではなくなったかもしれない。
第1の理由。iAdは広告をいかに効率よく表示するかではなく、いかに広告でユーザーを楽しませるかを考えている。これこそユーザーに求められる広告であり、ということは、広告がうまく機能する可能性が高くなるからだ。
第2の理由。Jobs氏が言うように、ユーザーはモバイルデバイスではあまり情報を探そうとしないという仮定(自分の感覚とも重なる)が正しいなら、あまりブラウザは使われないということだ。つまり、Googleの持ち味であるテキストによる広告マッチングはPCほどには機能しないことになる。
ところで、Jobs氏のiPhoneから映像が送られていることに気づいた。これはiPadの機能だが、近い将来iPhoneにもその機能が備わるということだ。
・・・Appleが広告の販売とホスティングを行い、収益の60%をデベロッパーに還元・・・デベロッパーは自分のアプリに広告を「半日あれば」追加できる・・・iAdではユーザーがアプリ内に留まる・・・HTML 5ベースで完全インタラクティブ・・・ネイティブアプリケーションAPIの多くをアクセス可能で、位置情報サービスや加速度センサーまで利用できる・・・他の広告ネットワークによる広告が二級品になること・・・
プレゼンビデオの44分くらいからのiAdセクションだけ、とりあえず先に見てみた。
Apple - QuickTime - April 2010 Apple Special Event
Jobs氏iAdプレゼン(00:44:30〜)
前フリ
・ユーザーは無料のアプリを好むが、開発者は金を稼ぐ方法を見つけなければならない。それを助けたい。
・開発者はアプリに広告を入れ始めた。ただエレガントにいって、それらのアプリ内広告はSUCKS(サイテー or クソ)だ。(場内拍手)
・新しいアプリ内広告を導入することで開発者を助け、無料アプリを無料のままでいられるようにする。
・モバイルデバイスではあまり検索しない。アプリを使う。だからアプリ内広告。(Googleが念頭にあると思われる)
・ユーザーは1日にアプリを30分使うが、もしTV CMと同様の頻度で10個の広告が表示されるとすると、モノ凄い広告機会があることがわかる。
・TV CM的な感情に訴える特性とインタラクティブ性を兼ね備えた広告を目指す。
・アプリ内広告をクリックするとブラウザが立ち上がりアプリが中断される。だからユーザーはクリックしない。
・そこで、iAdではアプリ内で表示出来るようにした。
・Appleが広告の販売とホスティングを行う。
・収益の60%をデベロッパーに還元する。
デモ
・アプリ内に表示されている「Toy Story 3」のバナーを使ったデモ
・バナーをクリックすると画面がスライドアップ
・いつでも閉じられるように左上に閉じるボタン
・ところで、HTML5で作ってるけどね(場内拍手)
・キャラクターをタップするとしゃべる
・ビデオピッカーのようなものから選択して再生(HTML5 GIZMO)
・神経衰弱みたいなゲーム
・キャラクター壁紙を選んで保存
・映画館の場所を表示
・ゲームを広告内で購入!
・こんな広告見たことあるかい?(^^);
・NIKEのバナーデモ
・ハデなスプラッシュアニメ
・メニュー表示
・NIKEシューズのデザインの歴史表示
・NIKEiD - iPhoneをシェイクで画像を変える
・NIKEの販売店表示
・ビデオ再生
・Target(?)のバナーデモ
・プロファイルを選んで部屋を作るとオススメ商品を表示
・店舗を地図表示
嗚呼。このプレゼンを聞けばiAd以外のアプリ内広告はジャンクであり、ウザイだけで、しょーもない二流品、三流品に成り下がるだろうとわかる。これならユーザーも開発者も気に入るだろう。プレゼンの最後の最後でiAdのトピックを持ってきたことを考えても目玉だったに違いない。
ネット広告では最強を誇るGoogleも、もはや安泰ではなくなったかもしれない。
第1の理由。iAdは広告をいかに効率よく表示するかではなく、いかに広告でユーザーを楽しませるかを考えている。これこそユーザーに求められる広告であり、ということは、広告がうまく機能する可能性が高くなるからだ。
第2の理由。Jobs氏が言うように、ユーザーはモバイルデバイスではあまり情報を探そうとしないという仮定(自分の感覚とも重なる)が正しいなら、あまりブラウザは使われないということだ。つまり、Googleの持ち味であるテキストによる広告マッチングはPCほどには機能しないことになる。
ところで、Jobs氏のiPhoneから映像が送られていることに気づいた。これはiPadの機能だが、近い将来iPhoneにもその機能が備わるということだ。
iAdの広告配信システムがどうなっているのか気になりました。アプリと広告とのマッチングはどうなっているのでしょうねぇ。
返信削除それにしても、ジョブス氏はいつも黒のタートルネックとジーンズですねぇ。何枚黒のタートルネックお持ちなのでしょう。
イチロー選手のように、明日来ていく服を考える労力さえ惜しまれているのでしょうかね(^-^)