2010年4月4日日曜日

より「活気」が欲しいけど、いいッスね 厚木の農産物直売所「夢未市」いいもの6選

だいぶ前に行って写真を撮りっぱなしだったのが気になっていたが、やっと書いてみる。

夢未市はこんな田んぼの中にある。近くに湘北短期大学やぼうさいの丘公園がある。のどかな場所だ。


以前に今では全国的にも有名な福岡の伊都菜彩に行く機会があったが、それと比べると規模は半分以下だ。

用地の問題やどれだけ品揃えができるかなど色々な問題を考えた結果だとは思うが、あの規模を期待していただけに少々残念な気持ちになる。しかし、内容は思ったよりは良かった。

実際に買ってみて、良かったものを選んでみよう。


まずはブタさん。厚木は養豚が盛んらしい。住んでいてあまりそういう感覚はないのだが。最近ではB1グランプリなどで厚木シロコロが全国的にも有名になりつつあるが、これは新鮮でないとダメな食べ物なので、やはりそれなりに盛んなのだろう。

肉厚で新鮮。塩とコショウでシンプルに焼いたがうまかった。


次は厚木産のしょうが。厚木でもしょうがが出来るんだなぁと驚いた。

スーパーなどでも有名な産地のしょうがの取り扱いがあるが、このしょうがは繊維質が細かく、上品な感じだった。


実は、厚木ではそばやうどんも作っているらしい。このうどんは、るみばあちゃんの讃岐うどんほどではないものの、相当コシが強く、普段奮発して買っている少々お高い乾麺のうどんよりもかなりうまい。やはり、麺ものも鮮度がモノを言うのかなぁと思った。

そばもあったので、今度はそれを試してみたいと思う。


夢未市はネギ類が安くて上質だ。小ネギも「こんな長い小ネギがあるのか!」と思うくらいのもので、安い!最近ハマっている納豆、豆腐、味噌汁に欠かせない薬味なので非常に助かる。


夢未市では姉妹提携都市の農産物も扱われていて、これはそのひとつ。りんごのジュースもあって、値段はブドウの方がはるが、ダンゼンこっちだ。今日行ったら、りんごジュースは豊富にあったが、ブドウの方は売り切れ。時期的なものかもしれないが、人気によるものかもしれない。

ブドウもりんごも、どちらも本当にリアルな100%ストレートジュースだ。濃縮還元ではない。素晴らしい。


最後はこれだ。ゆめみちゃんアイス。ちちくさくてウマい。高速のインターでよく見るジャージー牛乳のアイスっぽい感じ。夢未市では早い時間に行くとジェラートがあるようだが、是非試してみたい。


・・・と、なかなか農産物直売所ならではのおもしろい商品が色々とあった。品ぞろえだけでなく、店員さんが常に床や陳列棚をキレイに掃除していたりするのが印象的だった。

ただ正直、これで福岡県中から人を集めているという伊都菜彩に勝てるかというと、そうは思えない。そもそもそういう勝負は考えておられないのかもしれないが、どうせやるなら、もっと楽しいマーケットにしたいじゃないか。

確かに規模や品揃えの問題もあるが、一番足りないのは「活気」だと思った。

お客さんは結構たくさん来てくれているし、そういった意味での活気はある。しかし、せっかく生産者と買う人の距離が近いはずなのに雰囲気としてはスーパーに近く、売る人と買う人のコミュニケーションのダイナミズムがない。

こういってはなんだが、そこらのスーパーにも似たような商品を探せばないことはない。自分がこういったマーケットに求めるのは、作った人がどれだけ苦労したり、どういった思い入れで作っているのか、などのストーリーだ。見ただけでは興味がないものでも、そういったストーリーを聞いて買うことはよくある。

せめて土日くらいはレジとかやめて、生産者が直接客とコミュニケーションしながら売るという素朴な形にしたらどうだろう。その方がお祭り感が出て買う方も楽しいし、生産者は買う人から商品についてのフィードバックも得られる。

夢未市でそういったスパイラルが起こると楽しいなぁと思った。