iPadビデオのハイライトキャプチャー30連発! やはりiPadは自分のライフスタイルを変えそうだ
このTech Crunchの記事でiPadのビデオがたくさん公開されている事を知った。
Apple、iPad紹介ビデオを一挙11本公開 - Tech Crunch Japan
実際に公開されているのはここだ。
Apple - iPad - Guided Tours
これらのビデオを見て、これは!と思ったものをクリップしていく。大体これくらいの項目数があれば、一言も言及ポイントがないというのが1項目くらいはあるものだが、今回はそれがない。まずこれに驚いた。
これをクリップしていけば、iPadが一体何を目指しているのか、将来のUI/UXはどうあるべきなのか、この先どのようにソフトウェアをデザインすべきなのか・・・など色々な事が見えてくると思う。
これらはまさに、Appleの長年の努力とセンスの結晶だ。ある意味でひとつの作品と言ってもいいだろう。
01 Safari 「タブ」のサムネイル表示
iPhoneでは画面の広さの都合上3枚程度が限界だが、iPadでは余裕で複数枚表示されている。
02 Safari 選択肢がアクションシートで提示されていない
画面の写真は奈良だ。後で出てくる「オリガミ」エフェクトといい、Appleは結構日本好きなのかもしれない。うれしいじゃないか。
Safariの外観はよりMacに近く、ブックマーク追加の選択肢がアクションシートで提示されていない。デバイスが変われば、ソフトウェアのデザインも変わる、ということだろう。
03 Mail メール複数選択時のスタック表示
こういう細かいところがAppleだ。この表示は単なる飾りではなく、ユーザーが行っている操作をユーザー自身へより直感的にフィードバックしようとした結果だ。すばらしい。
04 photos 当然、「フォトフレームとしてのiPad」もロックオン済み
アメリカの人たちは、日本以上にやたらと家族の写真を飾っていたりする。これはウケるだろう。そしてiPadそのものがハイテク調度品となる。
05 photos サムネイルスタックのピンチアウトからスプレッド
まずポイントは、画像サムネイルのスタックをピンチアウトするとブアッとスプレッドしてリスト表示となる、この流れ。
ポイントはもう一つある。ピンチアウトしている時に対象以外がフェードされて暗くなっているところだ。これがフィードバックということなのだなぁ。
06 photos サムネイルリストのライン
タッチしながらスライドさせると、メインの写真がバラバラバラっと変わる。このラインに表示し切れないほど写真が多い場合はどうなるのか見てみたい。
07 photos 「オリガミ」エフェクトのスライドショー
3Dを効果的に使って、今まで見たことのないようなスライドショーが展開される。折り紙のコンセプトをこう使ったか!日本人の自分だって思いつかなかった。ちぃ(^^);
08 photos 各種カテゴリー表示
iPhoneではアルバムごとにしか表示出来ないが、iPadではイベントごとや人ごと、場所ごとでも表示できるようだ。
09 photos 顔(人)ごと表示
顔認識技術で、顔(人)ごとに表示できるようだ。その人の名前がポラロイドっぽく表示されるところがまたAppleらしい。
10 photos 場所ごと表示
iPhoneではこれを実現するアプリがあるが、なぜ標準で出来ないのか?と思っていた。しかしiPadでは標準でこれができるようになったわけだ。
11 photos カメラからのダイレクト写真転送
iPadではオプションのアクセサリーを使うと、PCを使わずにデジカメから写真をダイレクトにiPadに読み込めるようだ。
ポイントは後ボケでさり気なく写っているデジカメだ。この演出。ビデオの製作にも相当気合を入れているはずだと感じた。
ジョブズ氏は常日頃から「説得ではなくインスパイアするのだ」と仰っているそうだが、これがまさにその一例だろう。
12 movies ソファー・リラックス・ポップコーン・映画
これこそインスパイア。新しい商品やライフスタイルの提案とは、こうしたものなのだなぁ。
13 movies メジャーどころの映画購入
iPhoneでは動画といえばYouTubeだが、iPadではいわゆるメジャーどころの映画をプレイできる専用のインターフェースがあるようだ。
iTunesではミュージックビデオは売っているが、映画は売っていない。ということは、iPadリリース後はiTunesに「映画の購入」というパートが出来るのだろう。iPhoneでも見られるようになるのかな?
14 YouTube 簡単コメント入力
iPhoneでもYouTubeのビデオにコメントはできるが、再生終了後にボタンをタップから・・・とかなり深い階層にある。
iPadのコメント入力はより簡単にできそうだ。
15 iTunes iPhoneではありえないマルチウインドウ
この画を見たときに違和感を覚えた。iPadはiPhoneとかなり似たインターフェースをもっているが、やはりiPhoneではない。iPhoneではこのようはマルチウインドウ表示は基本的にあり得ないからだ。むしろMacやPCに近い。
画面の広さがソフトウェアのデザインに相当な影響を及ぼす一つの例だろう。
16 iBooks デジタルの本ということ 〜 明るさ・文字の大きさ・検索・コンテクスト辞書
画面の明るさも変えられるし、文字の大きさも変えられる。全文検索もできる。さらにiPhoneのように文字を選択すると、そこに辞書がポップアップする。
まだデジタルで本を読むという体験はないが、一体どういう事なのだろう。特に、本と似通った大きさ、持ち運び易さ、ダイレクト操作感を備えるiPadというデバイスでは全く異なる感覚になるのだろう。
17 iBooks ページカールエフェクト
これはすでにiPhoneでも行われているお馴染みのエフェクトだが、iPadで、しかもデジタル本でこれが使われることは特に意味がある。これこそが「本をめくった」というユーザーへのフィードバックそのものだからだ。
18 iBooks これがウワサの、回転ロック機構
おお。これがウワサの回転ロック機構。iPhoneもiPadもデバイスの向きによって画面が回転するが、これが面倒な場合がある。特にベッド上でだ。
つまりこれは、寝っ転がって本を読む人に対応するという怠惰なライフスタイルを提案するスイッチである。すばらしい。
19 keynote 複数のオブジェクトを集めて一度に移動させるための新しいUIのアイディア
この画は、マルチタッチ環境で複数のオブジェクトを一箇所に集めて一度に移動させるための新しいUIのアイディアを示している。
まず一枚のスライドを右指でドラッグしておく。そして同時に移動させたいスライドを選択して右指のスライドの下にスタックしていく。最後に集めたスライドスタックを好きな場所にドラッグしてソート完了。
新しくてすばらしいアイディアに見えるが、それは実際に使ってみないとわからない。
ところで、この画はジーンズを履いた人がひざの上でプレゼンテーションソフトを使っているという画だ。つまり、ワークライフバランスというか、もっと仕事をリラックスして楽しくやろうよ、というメッセージではないだろうか。
随所に、そしてサブリミナル的にこういうインスパイアの種を埋め込んでくる演出が心憎い。くぅ。
20 keynote 一つのオブジェクトを他のオブジェクトのサイズに自動的にそろえる人を緊張させないUI
これは上の画像を小さくリサイズしておいて、下の画像のサイズに自動的にそろえる、という場面だ。
通常、1ピクセルの差を気にしてマウスを持つ手を緊張させながら操作するところだが、keynoteではワンタップだ。
これを見て、ソフトウェアが人を緊張させないようにするということが重要なのだと気がついた。
コンピューター操作というのは多くの場合、精神的にも肉体的にもハードワークだと考えられている。実際、自分はそう思う。
しかしその理由は、単に姿勢の固定化や目を酷使するということだけではないのかもしれない。つまり、本来人を楽にすべきソフトウェアが、逆に人を疲れさせているのかもしれない。それはひとえに、ソフトウェア開発者の責任だ。
もっと人を緊張させない、もっと人を楽にする、もっと人に優しいソフトウェアを作ろう。
21 keynote 画像の回転とリサイズ・トリミングをよりダイレクトに行うUI
これはiPhoneのアプリでも行われている基本的なものだが、このダイレクトな操作感は非常に重要だと思う。
22 keynote 「magic move」はキーフレームアニメーションのことのようだ
Tech Crunchの記事で「magic move」という言葉があり、一体何なのか疑問だった。それはキーフレームアニメーションの事だとわかった。
上の状態がアニメーションの開始の設定だ。アニメーションを再生させると下の状態になる。つまり、上の状態から下の状態までの移動をアニメーションで補完する。
iPhoneのプログラミングをするようになってわかったのだが、iPhoneのAPIにあるUIViewはこういった芸当は比較的簡単にできる。これは主にCore Animationの力だ。このCore AnimationはiPhone、iPadのUI/UXに相当寄与していると思う。
23 keynote インターフェース画面と人に見せる画面が独立したビデオ出力
インターフェース画面と人に見せる画面が独立したビデオ出力が独立している。
これは、例えばゲームなどのインターフェースを考えると新しい可能性がありそうだ。
24 pages デカい仮想キーボードによるタッチタイプ
各キーはタッチタイプするのに十分な大きさを持っているだろう。ただ、どれくらいのスピードでタッチタイプできるだろうか。
25 pages 虫眼鏡タイプのページスクロール
複数のページスクロールを行うときに、画面全体を書き換えるのではなく、虫眼鏡内でプレビューを書き換えることでスクロールの代替とするという新しいインターフェース。
なぜこうしたのかはパフォーマンス的な問題の可能性もあるが、あれだけの大きい画面を目の前でバシバシ変えると、精神的な威圧感があったのかもしれない。
26 pages シングルコラム・テキストフロー
DTPの世界で行われている、画像の範囲外にテキストを流し込むというもの。
FlashのText Layout Frameworkでも同様のことができるが、TLFとくらべてどうだろう。縦書きは対応か?気になるところだ。
27 pages マルチコラム・テキストフロー
マルチコラムでもテキストフロー可能だ。
28 pages 外部接続キーボード
最近はMacでメーラーを起動するのも億劫だ。チェックするだけならもっぱらiPhoneだ。なぜなら起動が速いから。しかし、メールを書く場合はiPhoneではやりたくない。キーボードが使いづらいから。
しかし、iPadに外部接続のキーボードを接続出来るなら、iPadはベストなメールマシンとなるだろう。
29 numbers タブ・スクロール
Excelなどでもよく見る、スプレッドシートの各シートを表すタブだ。スクロールできるらしい。
知る限りiPhoneのUIKitにはタブはない。新しいUIパーツだろう。
30 numbers データ型に特化したテンキー表示
普通のテンキーも表示されるが、セルが時間型の場合は時間の入力に適したテンキーが表示されるようだ。時間型の他にも色々あった。
以上30発。長い!長すぎる!!これまでで最長の記事かもしれない。
しかし、ここまで書いた甲斐はあった。この記事を書いたおかげで、沢山の事を学ばせてもらった。iPad、ありがとう。
iPadはきっと、自分のライフスタイルを変えることになると直感した。
Apple、iPad紹介ビデオを一挙11本公開 - Tech Crunch Japan
実際に公開されているのはここだ。
Apple - iPad - Guided Tours
これらのビデオを見て、これは!と思ったものをクリップしていく。大体これくらいの項目数があれば、一言も言及ポイントがないというのが1項目くらいはあるものだが、今回はそれがない。まずこれに驚いた。
これをクリップしていけば、iPadが一体何を目指しているのか、将来のUI/UXはどうあるべきなのか、この先どのようにソフトウェアをデザインすべきなのか・・・など色々な事が見えてくると思う。
これらはまさに、Appleの長年の努力とセンスの結晶だ。ある意味でひとつの作品と言ってもいいだろう。
01 Safari 「タブ」のサムネイル表示
iPhoneでは画面の広さの都合上3枚程度が限界だが、iPadでは余裕で複数枚表示されている。
02 Safari 選択肢がアクションシートで提示されていない
画面の写真は奈良だ。後で出てくる「オリガミ」エフェクトといい、Appleは結構日本好きなのかもしれない。うれしいじゃないか。
Safariの外観はよりMacに近く、ブックマーク追加の選択肢がアクションシートで提示されていない。デバイスが変われば、ソフトウェアのデザインも変わる、ということだろう。
03 Mail メール複数選択時のスタック表示
こういう細かいところがAppleだ。この表示は単なる飾りではなく、ユーザーが行っている操作をユーザー自身へより直感的にフィードバックしようとした結果だ。すばらしい。
04 photos 当然、「フォトフレームとしてのiPad」もロックオン済み
アメリカの人たちは、日本以上にやたらと家族の写真を飾っていたりする。これはウケるだろう。そしてiPadそのものがハイテク調度品となる。
05 photos サムネイルスタックのピンチアウトからスプレッド
まずポイントは、画像サムネイルのスタックをピンチアウトするとブアッとスプレッドしてリスト表示となる、この流れ。
ポイントはもう一つある。ピンチアウトしている時に対象以外がフェードされて暗くなっているところだ。これがフィードバックということなのだなぁ。
06 photos サムネイルリストのライン
タッチしながらスライドさせると、メインの写真がバラバラバラっと変わる。このラインに表示し切れないほど写真が多い場合はどうなるのか見てみたい。
07 photos 「オリガミ」エフェクトのスライドショー
3Dを効果的に使って、今まで見たことのないようなスライドショーが展開される。折り紙のコンセプトをこう使ったか!日本人の自分だって思いつかなかった。ちぃ(^^);
08 photos 各種カテゴリー表示
iPhoneではアルバムごとにしか表示出来ないが、iPadではイベントごとや人ごと、場所ごとでも表示できるようだ。
09 photos 顔(人)ごと表示
顔認識技術で、顔(人)ごとに表示できるようだ。その人の名前がポラロイドっぽく表示されるところがまたAppleらしい。
10 photos 場所ごと表示
iPhoneではこれを実現するアプリがあるが、なぜ標準で出来ないのか?と思っていた。しかしiPadでは標準でこれができるようになったわけだ。
11 photos カメラからのダイレクト写真転送
iPadではオプションのアクセサリーを使うと、PCを使わずにデジカメから写真をダイレクトにiPadに読み込めるようだ。
ポイントは後ボケでさり気なく写っているデジカメだ。この演出。ビデオの製作にも相当気合を入れているはずだと感じた。
ジョブズ氏は常日頃から「説得ではなくインスパイアするのだ」と仰っているそうだが、これがまさにその一例だろう。
12 movies ソファー・リラックス・ポップコーン・映画
これこそインスパイア。新しい商品やライフスタイルの提案とは、こうしたものなのだなぁ。
13 movies メジャーどころの映画購入
iPhoneでは動画といえばYouTubeだが、iPadではいわゆるメジャーどころの映画をプレイできる専用のインターフェースがあるようだ。
iTunesではミュージックビデオは売っているが、映画は売っていない。ということは、iPadリリース後はiTunesに「映画の購入」というパートが出来るのだろう。iPhoneでも見られるようになるのかな?
14 YouTube 簡単コメント入力
iPhoneでもYouTubeのビデオにコメントはできるが、再生終了後にボタンをタップから・・・とかなり深い階層にある。
iPadのコメント入力はより簡単にできそうだ。
15 iTunes iPhoneではありえないマルチウインドウ
この画を見たときに違和感を覚えた。iPadはiPhoneとかなり似たインターフェースをもっているが、やはりiPhoneではない。iPhoneではこのようはマルチウインドウ表示は基本的にあり得ないからだ。むしろMacやPCに近い。
画面の広さがソフトウェアのデザインに相当な影響を及ぼす一つの例だろう。
16 iBooks デジタルの本ということ 〜 明るさ・文字の大きさ・検索・コンテクスト辞書
画面の明るさも変えられるし、文字の大きさも変えられる。全文検索もできる。さらにiPhoneのように文字を選択すると、そこに辞書がポップアップする。
まだデジタルで本を読むという体験はないが、一体どういう事なのだろう。特に、本と似通った大きさ、持ち運び易さ、ダイレクト操作感を備えるiPadというデバイスでは全く異なる感覚になるのだろう。
17 iBooks ページカールエフェクト
これはすでにiPhoneでも行われているお馴染みのエフェクトだが、iPadで、しかもデジタル本でこれが使われることは特に意味がある。これこそが「本をめくった」というユーザーへのフィードバックそのものだからだ。
18 iBooks これがウワサの、回転ロック機構
おお。これがウワサの回転ロック機構。iPhoneもiPadもデバイスの向きによって画面が回転するが、これが面倒な場合がある。特にベッド上でだ。
つまりこれは、寝っ転がって本を読む人に対応するという怠惰なライフスタイルを提案するスイッチである。すばらしい。
19 keynote 複数のオブジェクトを集めて一度に移動させるための新しいUIのアイディア
この画は、マルチタッチ環境で複数のオブジェクトを一箇所に集めて一度に移動させるための新しいUIのアイディアを示している。
まず一枚のスライドを右指でドラッグしておく。そして同時に移動させたいスライドを選択して右指のスライドの下にスタックしていく。最後に集めたスライドスタックを好きな場所にドラッグしてソート完了。
新しくてすばらしいアイディアに見えるが、それは実際に使ってみないとわからない。
ところで、この画はジーンズを履いた人がひざの上でプレゼンテーションソフトを使っているという画だ。つまり、ワークライフバランスというか、もっと仕事をリラックスして楽しくやろうよ、というメッセージではないだろうか。
随所に、そしてサブリミナル的にこういうインスパイアの種を埋め込んでくる演出が心憎い。くぅ。
20 keynote 一つのオブジェクトを他のオブジェクトのサイズに自動的にそろえる人を緊張させないUI
これは上の画像を小さくリサイズしておいて、下の画像のサイズに自動的にそろえる、という場面だ。
通常、1ピクセルの差を気にしてマウスを持つ手を緊張させながら操作するところだが、keynoteではワンタップだ。
これを見て、ソフトウェアが人を緊張させないようにするということが重要なのだと気がついた。
コンピューター操作というのは多くの場合、精神的にも肉体的にもハードワークだと考えられている。実際、自分はそう思う。
しかしその理由は、単に姿勢の固定化や目を酷使するということだけではないのかもしれない。つまり、本来人を楽にすべきソフトウェアが、逆に人を疲れさせているのかもしれない。それはひとえに、ソフトウェア開発者の責任だ。
もっと人を緊張させない、もっと人を楽にする、もっと人に優しいソフトウェアを作ろう。
21 keynote 画像の回転とリサイズ・トリミングをよりダイレクトに行うUI
これはiPhoneのアプリでも行われている基本的なものだが、このダイレクトな操作感は非常に重要だと思う。
22 keynote 「magic move」はキーフレームアニメーションのことのようだ
Tech Crunchの記事で「magic move」という言葉があり、一体何なのか疑問だった。それはキーフレームアニメーションの事だとわかった。
上の状態がアニメーションの開始の設定だ。アニメーションを再生させると下の状態になる。つまり、上の状態から下の状態までの移動をアニメーションで補完する。
iPhoneのプログラミングをするようになってわかったのだが、iPhoneのAPIにあるUIViewはこういった芸当は比較的簡単にできる。これは主にCore Animationの力だ。このCore AnimationはiPhone、iPadのUI/UXに相当寄与していると思う。
23 keynote インターフェース画面と人に見せる画面が独立したビデオ出力
インターフェース画面と人に見せる画面が独立したビデオ出力が独立している。
これは、例えばゲームなどのインターフェースを考えると新しい可能性がありそうだ。
24 pages デカい仮想キーボードによるタッチタイプ
各キーはタッチタイプするのに十分な大きさを持っているだろう。ただ、どれくらいのスピードでタッチタイプできるだろうか。
25 pages 虫眼鏡タイプのページスクロール
複数のページスクロールを行うときに、画面全体を書き換えるのではなく、虫眼鏡内でプレビューを書き換えることでスクロールの代替とするという新しいインターフェース。
なぜこうしたのかはパフォーマンス的な問題の可能性もあるが、あれだけの大きい画面を目の前でバシバシ変えると、精神的な威圧感があったのかもしれない。
26 pages シングルコラム・テキストフロー
DTPの世界で行われている、画像の範囲外にテキストを流し込むというもの。
FlashのText Layout Frameworkでも同様のことができるが、TLFとくらべてどうだろう。縦書きは対応か?気になるところだ。
27 pages マルチコラム・テキストフロー
マルチコラムでもテキストフロー可能だ。
28 pages 外部接続キーボード
最近はMacでメーラーを起動するのも億劫だ。チェックするだけならもっぱらiPhoneだ。なぜなら起動が速いから。しかし、メールを書く場合はiPhoneではやりたくない。キーボードが使いづらいから。
しかし、iPadに外部接続のキーボードを接続出来るなら、iPadはベストなメールマシンとなるだろう。
29 numbers タブ・スクロール
Excelなどでもよく見る、スプレッドシートの各シートを表すタブだ。スクロールできるらしい。
知る限りiPhoneのUIKitにはタブはない。新しいUIパーツだろう。
30 numbers データ型に特化したテンキー表示
普通のテンキーも表示されるが、セルが時間型の場合は時間の入力に適したテンキーが表示されるようだ。時間型の他にも色々あった。
以上30発。長い!長すぎる!!これまでで最長の記事かもしれない。
しかし、ここまで書いた甲斐はあった。この記事を書いたおかげで、沢山の事を学ばせてもらった。iPad、ありがとう。
iPadはきっと、自分のライフスタイルを変えることになると直感した。
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