2010年3月23日火曜日

Googleは"監視サイト"という方法で自由と民主主義の力を示そうとしているのだろう | グーグル「ネットの自由」を重視 強攻策、米中関係に影響 - 日経

日経10.03.23夕
・・・目先の中国事業拡大より、世界に広がるネット利用者からの信頼を重視した・・・だが「(08年夏の)北京五輪以降、妨害が特にひどくなった」(共同創業者のセルゲイ・ブリン氏)・・・検索など自社が展開するネットサービスの中国からの利用状況を一般に公開する専用サイトも新設・・・当局の介入を世界ネット利用者が”監視”できるようにした・・・

・・・香港は中国本土と異なり、情報の自由な流通が認められている・・・現時点でも香港のサイトへの接続は制限されている・・・中国政府の裁量次第の側面が強い。(香港=吉田渉)

日経的には「目先の中国事業拡大より、世界に広がるネット利用者からの信頼を重視した」という、いかにもビジネスマン的な見方らしい。確かにそれもあるだろうが、自分は純粋に開発者として最低限の自由もきかない国は我慢がならなかったのではないかと思う。Googleという企業は、そういう企業だと思う。

セルゲイ・ブリン氏がおっしゃるように、北京五輪以降、情報規制が厳しくなったという話は他でも聞いたことがある。なんとも、わかりやすい話だ。

記事にある「監視サイト」はここだ。
Mainland China service availability

YouTubeはとっくの昔にブロックされているのはわかっているので、ここに載せるのはどうかと思うが、他にもブロックされている通信は色々とあるらしい。

日本でなら多くの人がすべてグリーンであるのは当然だと思うだろうし、ちょっと接続できないだけで皆てんやわんやになるだろう・・・しかし、実際にそうではない世界があるのだ。

Googleの公式ブログにはこうある。
Official Google Blog: A new approach to China: an update

・・・We will therefore be carefully monitoring access issues, and have created this new web page, which we will update regularly each day, so that everyone can see which Google services are available in China. ・・・

Googleはこういう形で自由と民主主義の力を示そうとしているのだろう。