社説 子ども手当の迷走は理念のなさ映す

日経10.02.17朝
・・・野田佳彦財務副大臣が「厳しい」と発言し・・・首相や菅直人副総理・・・が火消しに追われた・・・ところが・・・首相自らが満額支給にこだわらないと受け取れる発言をし、翌日にはそれを打ち消した。こうした迷走は、子ども手当の理念や基本的な設計の曖昧さを映している・・・子ども手当はいまだに政策目標がはっきりしない・・・経済的に苦しい世帯を支援するのが目的なのか、少子化対策なのか・・・

ただコミュニケーションが下手なのか、それとも本当に理念が無いのかは分からないが、どちらにしてもよろしくないのはよろしくない。

「理念」というのは本当に重要だと思う。ソフトウェア開発では自分は「魂」と呼んでいる。それは開発の動機であり、儲かろうと儲かるまいと、絶対に譲れない一線だ。

政権を取ってみたら予想以上に財政が厳しかった、もしくは外的要因で厳しくなってしまった、という話はわかる。しかし、もし子ども手当の政策に理念があると言うのならば、とにかくガッツを見せて欲しい。

政策の是非以前に、まず日本の政治のガッツが見たい。

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